ストーリーも観せ方もうまい!「ファイナル・エキスプレス」「ユダヤ人を救った動物園」「夜明けを告げるルーのうた」他*2018年1月に観た映画

 

 

皆既月食を終えて2月!

 

 

1月は京都に新しくできた出町座

ちょこちょこ出かけました

京都シネマと並んで

わたしのよく行く映画館

 

 

ラインナップは知らないものばかり

京都シネマより攻めてる感じ(笑)

いいですねーそういうの(笑)

 

 

 

で、先月は3月に一時閉館が決定した

京都みなみ会館に何十年かぶりで(!)

オールナイト3本立てを観てきました

 

 

 

 

というワケで1月は9本!観ました

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年の1本目は韓国映画

新感染 ファイナル・エクスプレス

 

 

もーねー、めっちゃ怖いから!

「コクソン」と言い韓国の人って

怖い映画好きなんやろか?

 

 

いわゆるパニック映画なんやけど

うまいこと怖がらせて

非常時の人間の醜さと絶望感

 

 

日常だと装ったり演じられるけど

こういう時にその人の本質って

あらわになる

 

 

いかにも・・・な人の

わかりやすいヒーローぶりや

ワルモノな感じよりも

 

 

え?この人が?と思わせる意外性

〈ギャップ〉が人を惹きつける

 

 

怖いお兄さんかと思わせて

お腹に赤ちゃんがいる妻を労わり

みんなを守ろうとする彼が

すごく良かった

 

 

それにしても韓国の女優さんって

肌がキレーイ

高校生の女の子なんて

つるっとして輝いてました

 

 

新感染 公式サイト

 

 

 

 

 

ジャッキー 

ファーストレディ 最後の使命

 

 

 

暗殺されたケネディ大統領の妻に

スポットライトを当てた映画

 

 

スタンスとしては

いかにもアメリカ映画

だけど

ドキュメンタリータッチでもある

 

 

その謎は監督にあると思った

チリのパブロ・ラライン監督の力

 

 

正直、途中ウトウトした

ジャッキーの立場や気持ちは想像できるが

共感や感動は特になし

 

 

ナタリー・ポートマンが

ファーストレディであり

生身のひとりの女性を

リアルに演じていたと思う

 

ジャッキー 公式サイト

 

 

 

 

 

 

オールナイトの3本立て

LA LA LAND

 

 

2回目の鑑賞

音楽もダンスも素晴らしいが

ストーリーも本質をついてる

 

 

サエない頃のミアやセブのイケてなさも

なんてリアル!

 

 

セブがミアのために?

方向性を変えた時のミアの表情

 

 

君のためにこうしたんだとセブが

ミアのせいにした夜

大きなミアの目に涙が浮かんだシーン

 

 

人のために自分を曲げるって

やっぱりちがうんやって感じた

こうして人のせいにしてしまう

一番大事な人を傷つけて自己嫌悪に陥る

 

 

けれどセブのすごいところは

彼女のチャンスを全力で助けた

あれは夢を見ことがある人だから

できたことなんだと思う

 

 

ほろ苦いラストだけど

もしもあの時・・・が用意されていた

ふたりが目で語ったラストよかったなぁ

 

 LA LA LAND 公式サイト

 

 

 

 

 

オールナイト3本立て

ムーンライト

 

 

これも2回目だった

もう一度見たいと思っていた

 

 

いろんな人がいる

男性だから女性だからと

「こういうものが普通だ」

思い込みを持っている

 

 

だけどそのままを見て受け止める

だけでいいのだと思う

 

 

線の細かったシャロンが

筋肉隆々の大人になって

(それも彼なりの自分を守る術なんやろな)

 

 

昔のことを何ひとつ忘れていない

こころの優しさは変わらない

シャロンの思いに打たれるケヴィン

 

 

あれはきっと

シャロンが何も求めないからだろう

 

 

相手を想うシンプルな気持ちって

こういうこと

忘れていた

 

ムーンライト 公式サイト

 

 

 

 

 

3本立て最後 早朝4時台から観た💦

ベイビー・ドライバー

 

 

 

爆音でのっけから

派手なカー・アクション

 

 

 

どう見ても

普通の若い男性が

見るからにワルい大人たちと

犯罪に手を貸してる

 

 

 

これを眠気ピークの早朝4時に

持ってきた意味がすぐわかった(笑)

 

 

 

スピード感

スリル

ドキドキの連続

 

 

 

頭をカラッポにして楽しめる

スリル満点のエンターテイメント

 

 

 

ベイビー・ドライバー 公式サイト

 

 

 

 

 

日の名残り

 

 

 

カズオ・イシグロの

ノーベル文学賞受賞で再び脚光を浴びて

1993年の映画が上映された

 

 

 

ややとっつきにくい感じのスタート

アンソニー・ホプキンスの若さに

ちょっと驚く

 

 

 

 

雇い主に頼られ

屋敷の全てを取り仕切る主人公が

時々見せるこころの揺れ

 

 

 

イギリスにも

こんな時代があったのかと思う

 

 

 

たいした起伏もなく淡々と終わるが

そこには名もなき人々の

よろこびと哀しみ、時代背景が見える

 

 

 

仕事に捧げた人生を

後悔してはいないだろうが

さみしさや

「これで良かったのか?」という

彼の胸の内を感じた

 

 

日の名残り Web Movie Theater

 

 

 

 

 

 

夜空はいつでも最高密度の青色だ

 

 

 

出町座の案内で知った映画

 

 

 

「舟を編む」の石井監督

最果タヒと言う詩人の詩集をもとに

作られた映画らしい

 

 

 

セリフが不自然な感じもしたけど

現実にうまく馴染めず

何かもやもやとした表情の美香

 

 

 

こだわりが強くて不器用

だけど人として優しい慎二

この二人の俳優さんがうまい!

 

 

 

東京という街と時代という息苦しさ

自分を見失いそうになる日々

そこがきっちり踏まえられた上での

ラブストーリーだと思った

 

 

 

人が人に出会って気になって

引かれてゆきぶつかり合う

その生々しさが見事に表現されてる

 

 

 

いわゆるラブシーンはないが

隣り合って座り朝まで空を眺めるシーン

自転車の二人乗り

こころを通わせるってどういうことか

あらためて観せられた感じ

 

 

 

池松壮亮くんは「紙の月」で知って

「海よりもまだ深く」

「永い言い訳」ですごいなぁと思ったが

この役もさぞかし難しかっただろう

 

夜空はいつでも… 公式サイト

 


 

 

ユダヤ人を救った動物園

アントニーナが愛した命

(Zookeeper’s wife)

 

 

 

これまた出町座で知った映画

 

 

動物や女性やこどもが

あの時代に突然戦争に巻き込まれ

恐怖と危険に晒されたかを見せられる

 

 

夫妻が友達を匿うのさえ

躊躇していたところから

どんどん変わってゆくわけがわかる

 

 

コルチャック先生が何度も登場して

名前は知っていたけど

お話を読んだ記憶がないので

探してみようと思う

 

 

「黄金のアデーレ」や

「ヒトラーへの285枚の葉書」に出ていた

ダニエル・ブリュールが

また揺れ動くひとりの男性として出ていて

 

 

緩やかに人を支配し

力を見せつける怖さを見せた

 

 

ジェシカ・チャスティンという女優さんを

全く知らなかったが

動物とのシーンですごい女優さんだと思った

ものすごく時間をかけて役作りをしている

 

 ユダヤ人を救った動物園 公式サイト

 


(書籍です)
 

 

 

 

夜明けを告げるルーのうた

 

 

これまた出町座

 

 

アニメーションが可愛い!

予告編を見てたらハッピーになった

 

 

斉藤和義の「歌うたいのバラッド」が

使われていてとってもドラマチック

 

 

中高生向き?かもしれないけど

ファンタジーでありながら

本質を突いてる

 

 

ゴテゴテと理屈や理由を

くっつけたがるわたしだけど

それっていらないのよね

 

 

ルーみたいに

「すき」「楽しい」で十分

シンプルだからカイに届いたんだと思う

 

 

素敵なアニメーションで

夢を見たなぁ・・・

 

夜明けを告げるルーのうた 公式サイト

 

 

 

 

 

 

さて今月のベスト1は・・・

夜空はいつでも最高密度の青色だ

かなぁ

 

 

 

いい女優さんの映画を

たくさん観た実感がありました

 

 

 

出町座ができたおかげで

いい作品に出会っていけそうです