映画の感想

過去から学ぼうよ「ナチス、第三の男」「ちいさな独裁者」「返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す」*2019年2月に観た映画

 

肌寒さがあるとは言え

寒さの質が変わった・・・

そりゃ、3月

 

 

今月観た映画はこちらです

  • 赤い雪
  • 私は、マリア・カラス
  • ナチス 第三の男
  • 22年目の記憶
  • ジュリアン
  • ちいさな独裁者
  • 返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す

 

 

*DVDを画像で紹介しています。

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できるだけリーズナブルで送料無料を選んでいます。

よろしくお願いします。

 

 

 

赤い雪

 

 

雪の中赤いセーターの小さな男の子が

先を走ってゆく始まりのシーン

きれいだけど何かイヤな予感

 

 

記憶って

自分に都合よく変化する

物忘れが強くなってきた母が、まさにそう

 

 

 

リアルに覚えていて

痛々しく生きてる映画の彼女は

むしろ忘れさせてあげたい感じ

 

 

 

「あなたもわたしもパズルの1ピース」

この言葉の意味がのしかかるラスト

あの舟はどこへ向かうんやろう

 

 

 

「10年に1本の脚本」という謳い文句

永瀬正敏さん、菜葉菜さん、井浦新さん

夏川結衣さん、佐藤浩市さん

新人監督の映画に豪華出演者!

 

 

京都に監督、永瀬正敏さん、菜葉菜さんが

舞台挨拶に来られると知り行ってきた

 

 

菜葉菜さんは

「ヘブンズ・ストーリー」で知って

気になっていた女優さん

 

 

ヘビィな映画で強烈な役やったけど

とってもチャーミングな人やった

 

 

「濱マイク」の頃からファンの永瀬くん

歳を重ねていい男になった!

スタイリッシュな頃より、いい!

 

赤い雪 公式サイト

送料です

 

 

 

 

 

私はマリア・カラス

 

 

名前は知っていたけど

こんなに美しく力強い歌を歌うひと

だとは知らなかった

努力を重ねて開花した才能

 

 

当時は海外でも

体調が優れないから

止むを得ずキャンセルしても

契約を破棄されたり

マスコミにバッシングを受けたり

 

 

質の良いものを

魅せたいとするマリアへの

風当たりは強かった

そんな世界と戦い疲れたのか

マリアは53歳だったかな、亡くなる

 

 

長く生きれば良い人生なのか?

と言えばそうではないと思うから

今、彼女は天国で楽しく歌っているのだろう

 

私は、マリア・カラス公式サイト

 

 

 

 

 

ナチス 第三の男

 

 

ラインハルト・ハイドリヒが

暗殺された映画を以前に観たが

彼が何をしたのか?

なぜ暗殺されたのか?

それがよくわかった

 

 

「Cleaning」という言葉が不気味に

何度も使われる

狂気としか言いようのないユダヤ人大量虐殺

彼が首謀者だった

 

 

彼の妻となった女性が

とても気になった

ヒトラーへの盲信ぶりが異常だった

 

 

ホロコーストを扱った映画をたくさん観てきた

いろんな角度からいろんな物語から

全貌が見えてくる

 

 

多くの人種や民族が生きる世界で

優劣をつけて、自分たちの方が優秀だとか

他の血が混じることを許さないとか

 

 

他人を否定することは

自分を否定することなんちゃうんかな

 

 

なぜ戦後70年経っても

こんな映画が創られ人々が観るのか?

その意味を重く受け止めたい

 

ナチス 第三の男 公式サイト

 

 

 

 

 

22年目の記憶

 

 

韓国映画らしいユーモアと政治的背景

芝居が好きだけど芽が出ない

息子を愛する不器用な父

 

 

不器用さがウチの父にも似てる気がする

そして年齢とともに

自分が自分を受け入れるようになるから

こどもからは

身勝手で困った父に見えるのだろうな

 

 

複雑な政治に

利用された悲しい物語

 

 

オ長官は一見いい人に見えるが

暴力的な国家権力に従順で人に凶暴

こういう人って本当に怖い

 

 

見覚えのある俳優さんだと思ったら

「ラスト・プリンセス」にも

同じような役で出てた人

 

 

息子役の三枚目な俳優さんも

「ラスト・プリンセス」では

皇女を助けようとするキリリとした若者役

 

 

大人になって

冴えない父が父なりに

こどもを愛し精一杯生きたことを知る

これは誰もが通る道なんだろうか

 

22年目の記憶 公式サイト


送料です

 

 

 

 

 

ジュリアン

 

 

裁判所で離婚した男女が

こどものことで争う場面から始まる

父はこどもを愛する真っ当な人間に見える

 

 

次第に家族4人のそれぞれが見えてくる

冒頭の裁判所での話が

どれほどの恐怖と勇気であったかが

伝わってくる

 

 

執拗な男から必死で逃げ回る母と子

音や表情がわたしまで恐怖に陥れる

なぜ母と子がここまで逃げ回ったのか

痛いほど感じるラスト

 

 

向かいの部屋の女性側から見る形で

嵐の後を見せて終わる

息を潜めて観ていた

あれ?フランス映画やんな?

 

ジュリアン 公式サイト

 

 

 

 

 

 

小さな独裁者

 

 

麻痺するって、こういうこと

どんどんエスカレートして

えげつなくなる

 

 

自分が見てきたこと、されたことをする

そこに良心や罪悪感がなくなってゆく様

予告編の監督の言葉

私達は彼らであり 彼らは私達なのだ

過去は現在なのだ

 

 

彼の状況に自分が立たされたら

同じことをするかもしれない

何でもないような事で

暴力を受け殺される時代

 

 

あんなところまで行ってしまうのが

わたしたちなんやと胸に刻む

自分とはちがうモンスターの歴史ではなく

自分と同じ人間の歴史

 

ちいさな独裁者 公式サイト

 

 

 

 

 

返還交渉人 いつか、沖縄を

 

 

時あたかも県民投票終了後

どうにも気になって観てきた

 

 

こんな骨のある外交官がいたこと

知らなかった

実在の人物でエンドロールに

夫妻の写真を見ることができる

 

 

敗戦国とは言え

どうしてこんな小さな国に

未だに広大な米軍基地があるの?

どうして

未だによその国の軍隊がいるの?

どうして

新たに米軍基地が作られるの?

 

 

沖縄の人たちの民意が

何度も何度も示されているのに

いつまで危険に晒されてるの?

 

 

サイトの戸田菜穂さんを見てほしい

このひと本当にいい顔してる

「22年目の記憶」のところで

「ラスト・プリンセス」の話を出したが

彼女はあれにも出ていた

 

 

理想は理想にしか過ぎない

斜に構えたような意見は多いが

理想なしに

一国の未来は描けへんのんちゃう?

 

 

返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す 公式サイト

 

 

 

 

 

 

長年ファンである永瀬正敏さんが

京都シネマに来てくれて

遠くからでもお会いできたこと

よかったナー♡

 

 

まずは、そこ(笑)

 

 

井浦新さんが出演した映画を2本観た

彼も近年、大活躍ですね

 

 

ナチスもの 2本

 

 

韓国、フランス、ドキュメンタリー

バラエティに富んだ映画でした

 

 

 

 

 

映画としては「ジュリアン」がNo.1

今、時事問題を知りたいなら「返還交渉人

極限までいった人間を知りたいなら「ちいさな独裁者

こどもの頃の心の傷がどんなに影響するかが知りたいなら

赤い雪

 

 

 

 

アカデミー賞終わりましたね

受賞作楽しみです!

 

 

 

時々、こちらに「旅にまつわる映画」を

書いています

少し前のものですが、よろしければご覧下さい

 

 

 

 

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