家族、友達、恋人、パートナー…人との関係抜きに
生きては行けないワタシタチ
自分ではない他者から学ぶこと
他者と助け合ったり支え合うこと
なかなかに大変で面倒ではあっても他者の存在は大きい
今月も優れたアジア映画多めのラインナップ
今月は以下
(すべて映画館で観ています)
- 1640日の家族(仏)
- ハーティー 森の神(印)
- 帰らない日曜日(英)
- プアン/友達と呼ばせて(泰)
- あなたがここにいてほしい(中)
- キングメーカー 大統領を作った男(韓)
- モガディシュ 脱出までの14日間(韓)
- リコリス・ピザ(米)
- 犬王(日)
- セイント・フランシス(米)
- 2046(中)
- ぜんぶ、ボクのせい(日)
1640日の家族
子ども達と一緒にプールや卓球、冬の山、クリスマス…
思いっきり遊ぶドリスとアンナ
フランスの一家庭を通して文化の違いを痛感
まだ小さいシモンに手はかかるが
2人の兄にも同じように愛し、シモンも兄達が一緒でないとつまらない
ー本当に理想的な家族
そのシモンが里子なんやけど、里子であることを
全員が知っていて普通に食卓の話題として語られるカルチャーに
新鮮に感じ、これやからフランスは”大人の国”のイメージなんや
シモンの本当の父と定期的に面会し週末には彼の元で過ごす
間に福祉が入って、スムーズに本当の父とシモンが暮らせるように
サポートしているシステムは”これぞ先進国”と思わされる
あらすじ的な話ばかりになってしまうが
日本とのちがいに目を見張らされる事ばかり
”親子の情”は日本もフランスも同じや
里子に出した父親は日本みたいに「お世話になっています」感覚がない
里親に対しても対等に、引け目など感じていない
そして「ありがとう」でもないところに
ワタシは何となく良い印象を持てない
それだけ福祉が人々にとって”当たり前”で”権利”なんやろ
それは置いておいても
今の、これからのシモンにとってどうする事が幸せなんやろ
「本当の親と暮らすことが子どもには幸せ」と言われる
どんなろくでなしでも、子どもには”親”
しかし、本当の親の元で幸せでない子どもはたくさんいる
ー大人になってそれを知った(そう思えるワタシはしあわせなんやろな)
物心ついてから2人の兄がいて賑やかな5人家族で育ってきて
いきなり父と2人きりになるシモンの心が揺れるのは当然で
「父が寂しいのではないか」と考えられる子どもに成長していた
(泣ける💧)
どうにもならないけど、人生は続く
シモンがいなくなった喪失感を抱えた家族それぞれ
シモンもこれまでの家族の喪失感
本当の父も亡くなった妻の喪失感
みんな喪失感を抱えて生きているんや
それにしても
以前はフランス映画などさっぱりわからなかった
時代も変化したし、ワタシもおとなになったんやなー
ハーティー 森の神
「1640日の家族」を観て、まだ午前中
お腹も空いてない…「エルヴィス」を観ようか…
めっちゃ暑い日、たまたま目に止まった看板がコレで成り行きで観る
(インド映画もシネコンでかかるんやね)
「バーフバリ」シリーズに出ていた人が主人公らしいが
インドの俳優さんはほぼ誰が誰だかわからないワタシ
(みんな彫りが深くてイケメン、女性は振り返るような美人ばかり)
なんと自然保護がテーマ
やっぱりインド映画で突っ込みどころ満載(笑)
強引に暴走しまくる(笑)
森の中に武装した過激派組織、彼らは自然保護派
無知でアホな象使いの男
森の神と言われる男…なかなか斬新な脚本!
すごいのは象達がお芝居してるの
彼らの目が何度もアップになるし、群れで走ったり
壁に鼻を擦りつけて壁の向こうへ行きたがったり
全体的には微妙…だったものの160分もの時間
象の森を守ろうとする側と企業・政府側の対立を
報道やネットの力も借りて民意を集める「正義が勝つ」に持って行ったあたりは
現代的なテーマをインド風エンタメにしたのはさすがかな
帰らない日曜日
何がこんなに陰気臭くてギクシャクしてるの?
漂う雰囲気の謎は静かに物語を流れていた
戦争で死んだ男達、その悲しみやねんな
時間軸があの頃、それを思い出し執筆する、すべてが過去になった時と
3つを行ったり来たりする
2つの時間軸はよくあるが、3つというのが少々混乱するが斬新か
「さよなら」と言った時の彼に
まるで永遠の別れのようやな、と思った
例え彼が他の女性と結婚を控えているにしても
身分がちがっていても
お金持ちのボンボンの気まぐれではなく
いろんな事を話し合う普通の恋人同士で
彼女にとっては「書くきっかけ」になった恋
全てが過去になった老いた彼女の清々しい表情、佇まい
「この身ひとつで生きて行く 失うものは何もない」
そう言わしめた彼女の恋と生き方を変えたあの日
今の彼女を見つめるあの頃の彼女 最後のシーンが好き

これでアカデミー主演女優賞を取ったオリヴィア・コールマン
今回もセリフや出番は少ないけど、めっちゃ気になる
どこか狂気を感じさせるコリン・ファースの妻役

彼女に書いてみな、と言った恋人役 ジョシュ・オコナー
この映画でも実力を感じたけど
今回も品のあるお坊ちゃん、悲しみを心に秘めた複雑な役を好演

原作がこれ
プアン/友達と呼ばせて
スタイリッシュな幕開け
カクテルをつくるバーテンダーの手際の良さ
色や素材の美しさがカッコよくテンポ良く流れる
タイの映画!?と意外な感じ
そやけどウォン・カーウェイが製作総指揮と知ると
なるほどなーと納得
ストーリーもよく出来ていて展開が読めず
やっぱりスタイリッシュで
美しい景色や何気ない街が特別に見える
時間軸が行ったり来たりする
若き日のボスがかわいくて、ぷぷぷと笑えてしまう
自分の若き日を見るような照れ臭さ(笑)
節目節目にカセットテープ
ウードのお父さんのDJの喋りと音楽
これがいい感じで効いている
(音楽もウードのお父さんも大事なkey)
死が近づいた時に、何をやっておきたいと思うやろう?
誰に会い、何を言いたいやろ?
ウードは「ごめん」と「ありがとう」を言いたかった
(わかるなぁ)
彼に会う事で波立つ気持ちは、これまたわかる
お互いに笑顔で「ありがとう」「さようなら」が言えたり
早く出て行けと怒鳴られたり
居留守を使われたりーこれまたリアル、そうは上手く行かない
それぞれの彼女に返そうとしていた物が
またそれぞれ意味があって
お互いに印象に残っている物だったりして
(この辺りも上手くてヤラレました)
これで終わるのかと思いきや!
ここからがキモでした
観てのお楽しみなのでこれ以上言わへんけど
素敵なシーンがいっぱいなんやけど
一番好きなのが
ウードが車を運転して突き当たりを右折
スクリーンから車が消えたところでボスが右から歩いてきて
BARの看板の方向へ向かう
車を止めて窓から乗り出してボスを見ているウード
「いつか許してくれ」というのも、なんか泣ける
今は許せないやろと、それだけの事やってしもたと
だからずっと先でいいから…って感じが何とも

この映画で世界に知られたバズ・プーンピリヤ監督
ウォン・カーウェイもこれで彼を知り惚れ込んだとか
話題になってたけど観いひんかった…また機会がありますように
あなたがここにいてほしい
「男性が女性を幸せにする」という考え方
もうやめへんか
この映画でも度々出てきて、うんざり
彼女の方が高学歴でホワイトカラーの仕事に就き
そやのに母親が娘の幸せは相手の経済力と考えていて
2人にとって”経済力”が壁になっている
”お金だけ”でも”愛だけ”でも”両方があって”も
上手く行くとは限らない
お隣の国だけあって、日本と似ている部分があるようで
今、中国は激しい受験戦争、当然ながらアメリカや日本と同じく格差社会
あれ?おかしいよね 中国はそうなるはずはない体制のはず
だからこんな物語が生まれる(SNSに投稿された記事から生まれたらしい)
確かに純愛ものやけど、こんな社会やから格差が生まれ
愛し合う者同士の結婚がスムーズに行かない
公式サイトは吹替え版の日本人声優?俳優?の紹介ばかり
映画チラシの方が、ずっと本質に触れている

これも中国の格差社会で起こったドラマ
底辺で生きる少年、底辺から抜け出そうとする少女
キングメーカー 大統領を作った男
チャンデの声が素敵で、ずっと聞いていたかった
金大中氏が大統領になるまで、実話がベースらしく
びっくりするような賄賂合戦や心理戦、命の危険など出てくるが
ほぼホンマらしい
韓国民主化の始まりとも言えるんかな
若き日の情熱的なウンボムがやがてオーラを発する政治家へと貫禄をつけてゆく
ただ誠実だけじゃなく頭も切れ知的なムードを漂わせ
ビシッとしたスーツ姿から老いて杖をつき足を引きずって歩く姿まで
韓国俳優さんのレベルの高さ!
彼の芯は一般大衆を「人」として捉え
チャンデは彼らを「どうにでも操れる存在」としか思えず
そこが大きく食い違って袂を分かつ流れになったんやと思う
チャンデの違法スレスレ、週刊誌ネタになりそうな手は
確かに表沙汰にできないし、むしろ軍事独裁政権側にふさわしい
そんなチャンデの目的は思想的な共鳴でしかないのやけど
そこがまた誤解されてしまう
例の爆破事件はチャンデの仕業ではないんやろな
信じてもらえなかった事がチャンデにはショックで悔しくて
寝返ったものの報酬だけ受け取り消えたんやと思う
熱い共感を寄せ共に闘い、自分の戦略で大統領候補にまでなったのに
チャンデの存在を認めず評価もしない事に対して
チャンデは絶望したんやろ
例によって町山さんのラジオを聞き直したんやけど
ウンボムとチャンデの関係をBLで結論づけていたのには???
ちがうよ、かつて心を通わせた人から信頼されていない痛みや
「男が男に惚れる」という表現があるように
同性でも惚れ惚れするような人や存在はある
信頼関係ができたのに崩れた時のショックは失恋にも似ている
でも、恋愛でもないと思うねんけど ワタシは

声に痺れたチャンデ役イ・ソンギュは「パラサイト…」で
金持ち家族の夫役やったらしいが、全く印象に残っていない
モガディシュ 脱出までの14日間
モガディシュはソマリアの首都
2021年韓国映画でNo.1 大ヒット作
韓国映画の凄さに満足と興奮後の大きなため息が
アフリカに韓国大使館?とピンとこうへんのやけど
オープニングの字幕で、へぇえと納得
監督は「韓国のタランティーノ」と言われるらしいリュ・スンワン氏
衝撃音や発砲・爆発音、亡くなった人を車で轢いてしまう音…
何度も体がビクッとしたり、手で目を覆った
迫力あり過ぎ!息を忘れていた
当時の北と南の分断の深さ…
「人道的」という言葉の意味の深さ、なかなか越えられない心の壁
一緒に食卓を囲んでも手をつけようとしない北の人たち
でも、その食卓シーンが良かったなぁ
同じおかずに北と南の人が同時にお箸を伸ばし一層気まずくなったり
葉物のおかずが上手く取れなくて往生していたら、北の人が取りやすいようお箸で押さえてくれたり
相手への理解や思いやりが始まるいいシーン
参事官同士の疑いや裏切り合い、ついには喧嘩も
何だか工作員の訓練を受けた人同士みたいで不気味やった
この困った2人が一番足を引っ張るが・・・というところも見どころ!
ソマリア内戦の残酷さ、酷さもしっかり描かれ
オールモロッコロケらしいが
すごい迫力とインド映画並みの人間の数(笑)
最後の最後までドキドキハラハラさせられて
エンドロールでクールダウン、真っ暗になったスクリーンで
ようやく大きなため息

ふつーのおじさんの様で、厚みある韓国大使にふさわしいシンソンを演じた
キム・ユンソク この映画に出てた?映画はめっちゃ印象に残ってるのに
彼の印象が残っていない…(Youtubeの予告編を見て、あの人か!思い出しました)
リコリス・ピザ
内容とタイトルがどうも繋がらなくて調べたら
アナログレコードのスラングなんですって
レコードの見た目がリコリス(生薬)で作ったピザを想起させるから、らしい
”LP”とかけた洒落でもあるらしい
主人公ふたりが、めちゃめちゃ普通っぽい
ゲイリーは背も高くないし、ちょっとぽっちゃり?
アラナもユダヤ人独特の顔貌でかなり個性の強い雰囲気
(お肌が荒れているシーンが多くてびっくり)
15歳男子と25歳女性が恋愛になる???
そのビミョーさ、2人それぞれの迷走・ジグザグ
アラナの一緒にいると相手に満足できなくて
他の女性に彼が気を取られているとおもしろくない複雑さはよくわかる
ま、でも観ていて映画に振り回されてる感があって
割とお客も多かったんやけど
ワタシの並びに座ってた人は途中で帰った
うん、ワタシも正直ガッカリ
いろんな人が出てきて、その役割もよくわからない
きっと大物なんだろうな…ぐらいしか楽しめなかった
ゲイリー、俳優の仕事はどうなったん?
アラナ、女優はどうなったん?
選挙スタッフになったり、ピンボール屋を始めたり
何だかよくわからない
若い頃は迷走するもんやろうけど・・・
解説を読んで、フーン・・・
評判は概ね良いようやけど、楽しめなかったし共感もなし
犬 王
いやぁー、「音楽」がテーマと売りの映画のせいか
いつもよりボリューム上げた感じでの上映
アニメ、ものすごい迫力でした
物語を拾って琵琶を演奏し吟じて歩く琵琶法師
彼らは盲目やったんや・・・
室町時代、呪術は人々の常識やったのね
この世に思いを残した人の念が恐ろしい力を持つ
なかなか表には出てこないけど
当然からだの不自由な人も存在していたはず
音楽は「あまちゃん」の大友良英氏
琵琶がエレキギターのようにジャンジャカ掻き鳴らされて
犬王は時にバレエのようにアクロバットのように舞う
友魚の声が森山未来くんで歌声にびっくり
彼の普段の声から想像もできひん
演技力も歌唱力も高いのね
犬王役のアヴちゃんという人は
”女王蜂”というバンドのボーカルでかなり多彩な人らしい
まったく知らなかった
現在から過去へ 京都の街がスクリーンに
なんと「あぶり餅」が出てきたり「六条河原」が犬王と友魚のステージ
「猿楽」と言われたものが「能楽」になるらしいのやけど
人々の娯楽、楽しみというのがヘェーと軽い驚き
しょーもないお上のお触れにで犬王達は解散させられ
最後は「は?」「え?」という終わり方
そんな古い時代に異形やハンディを持つ人が主人公で
ひとつの文化を作り上げた斬新なお話

原作本 「平家物語」にインスパイアされての創作?
それともそんなエピソードがあったのか?
読んでみたい
セイント・フランシス
フランシス、めっちゃ可愛い!…ねんけど
小憎たらしいマセガキ(笑)
ブリジットに「彼氏はいる?…彼女は?」と聞くあたりは
まだかわいいし賢いなぁと思うけど
生理を理解していて(!)両親がレズビアンカップルだけに
それぞれ生理に使う衛生用品がちがい、ひとりひとり体が違うから
合うものも違う、と分かっているあたり、もうドン引き(笑)
ブリジットの不安・焦りもすごくわかるけど
中絶してすぐ(薬でじわじわ効かせる中絶!)、良いな♡と思う男性とセックス…
アンタ、何しとんねん
ジェイスが良いヤツで初セックスでブリジットが突然生理になっても
一緒にシーツを替えてくれたり
自分の感情を書いたり親友に話したりして
彼女が中絶した事(彼女の意思)を、軽く考えずしっかり向き合ってる
そやけど「妊娠するかもしれない」と考えてのセックスではないあたりが
男の気楽で勝手なところ・・・
・・・って感じで、女性の生々しい話が盛り沢山の映画
フランシスとその家族との出会いでブリジットは
34歳で独身で定職がない事より
自分への誇りがないことが、まず問題やと気付いてゆくの
フランシスのママ、マヤがとてもキュートで魅力的
結構お年やと思うんやけど男の子を出産して
彼女も心身不安定になってブリジットがキャッチ、共感して支えるのね
ブリジットにとって”雇い主”やけど「友達やんか」と言うあたり
ブリジットの変化を感じる
最初はブリジットを無視して振り回すフランシス
次第に近づきわかり合える”友達”になってゆくねん
(小学校入る前のおチビやのにー笑)
でもブリジットはフランシスやマヤ達に出会ったから
年も性別も人種も超えたところでの”女性”として”ひとりの人”としての
誇りや尊厳に気づくねん…
彼がいなくても、未婚でも、マイノリティーでも
子どもだって、みんなみんなしあわせになる権利がある
しあわせになるために生まれてきてる
フランシスの親、マヤとその彼女(名前忘れた!アフリカン・アメリカンの美人)
が誤解やすれ違いを乗り越え、仲睦まじい様子は
めっちゃうつくしくて涙が出た
2046
ウォン・カーウェイの作品のデジタル・リマスター特集
キムタクが出ているコレ、観たかったのー
・・・正直、退屈やった
主人公が小説を書いていて、主人公の体験と劇中劇を交互に見せる感じ
1960年代のファッションやその他諸々がおしゃれでスタイリッシュ
なのやけど
中身が薄くて深める努力が見えなくて
雰囲気だけを楽しむなら、もっと短くて良いのでは
無駄に長い
途中で席を立って戻ってこない人が2人いた
「花様年華」①や「ブエノスアイレス」②は以前観て
②は映画として楽しめたし、内容もそれなりにあったと思うが
①はさっぱりわからなかった覚えが…
今回「2046」を観て
ワタシにはあまり合わない監督さんだと分かった
ぜんぶ、ボクのせい
エンディング「夢で逢えたら」大滝詠一の歌が
映画のトーンとミスマッチで
ものすごい違和感で気持ちわるかった(それが狙いなんでしょうが)
居場所がない少年、男、高校生の女の子
肩を寄せ合うひと時
自由なようで何かに縛られている男、少年
はみ出している彼らに手を差し伸べるんじゃなくて責める社会
「それでは苦しいでしょう?」ではなく
「あなたは間違っている」とする世の中
最後の少年のセリフ
あれは社会が言わせたんや
ちがうで、と言ってあげたい
彼の心安らぐ場所を一緒に探してあげたい
いやーしかし、豪華キャスト
オダギリジョーに、太賀くん、若葉くん いい役者さんでいっぱい
公式サイトのコメントの最後に
キャストの思いが語られています
それがとても素晴らしいので、読んで欲しい
今月は結構たくさん観たナ
ハズレもあったが、概ね楽しめたし素晴らしかった
韓国映画のレベルが高く安定していて
観て満足するものばかり
韓国映画だとわかったらチェックしてしまう
タイの「プアン/友達と呼ばせて」はおもしろかったし
アジア映画にしてはスタイリッシュ
ストーリーや展開、見せ方が本当にうまい
今月イチ押しかな
最初に書いたの2本はシネコンで観たのやけど
うんざりするのが予告の長さ
しかもワタシに合わないものが大半
「トップガン マーヴェリック」はまだやってるけれど
気になるが「観に行こう」にならへん
多分、今のワタシには合わへんのやろなぁ・・・
以前は楽しめたものが、楽しく感じなかったり
違和感を感じるようになってきた
好みや感覚の変化が大きいと最近よく思う
でも、それが自分で興味深い