ルーツとアイデンティティ「658km、陽子の旅」「barbie」「エリザベート1878」「ソウルに帰る」*2023年8月に観た映画

きっと誰もが

「自分はどこの誰で、どんな人間なのか」にぶち当たる時がある

これで良いのか?と

振り返った時に

見ないフリや認めたくなかった事が自分を”がんじがらめ”に

している事に気がつく・・・みたいな映画が多かった8月

タイトルに「スパイダーマン」の2作も入れたかったけど

長すぎるし、やめた

今月も濃ゆい ええのん いっぱい観た

  • 658km、陽子の旅(日)
  • マルセル 靴をはいた小さな貝(米)
  • ブラインドマン(芬)
  • ひまわり(伊)
  • テノール!人生はハーモニー(仏)
  • シモーヌ フランスに最も愛された政治家(仏)
  • スパイダーマン:スパイダーバース(米)
  • Barbie(米)
  • 星くずの片隅で(香)
  • シーナ&ロケッツ 鮎川誠〜ロックと家族の絆〜(日)
  • エリザベート1878(独・仏・盧・奥)
  • ソウルに帰る(仏・独・ベルギー・カタール・カンボジア)
  • スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース(米)

658km、陽子の旅

3分の2ぐらいまで

モゾモゾとしか喋れない陽子にイライラした

でも、一番イライラしてるのは陽子やねん

思春期を過ぎて40代50代で親との関係に立ち止まる人は多い

(ワタシ調べ)

陽子もそやねん 大嫌いで疎遠になっていたお父さん

コミュニケーション障害の陽子がヒッチハイクって・・・

お礼もまともに言えへん

「イヤだ」と大声で拒否した時

人とちゃんと目を合わせられた時

いつしか殻が透明になり、その殻を自分の手で壊してゆく

最低最悪の自己嫌悪、なりふり構わずぶつかる姿

恥も外聞も捨てて助けを求める姿に「ヨシ!いいぞいいぞ」と駆け寄りたくなる

出棺前にお父さんに会えたね、陽子

いい踏ん切り、いいきっかけになったね、この旅

658km、陽子の旅 公式サイト

マルセル 靴をはいた小さな貝

予告を見た時から、マルセルのキュートさにヤラレた

ビミョーな声が実は大人の女性だったってのも楽しい!

おばあちゃんのコニーがめっちゃええし

小さな貝が大冒険?と思って観てたら

あの家でマルセルは十分大冒険してるのよね(笑)

ありきたりのこちらの読みの斜め上を行くストーリー

小さいマルセルが車に乗って街をぐるりと行くシーン

こんなに世界は広いのか!と実感するーワタシらも同じや

車酔いでカプっと吐くのが可愛くて笑えた

(ワタシの右隣には外国の親子がいて笑いっぱなしだった)

ストップモーションアニメとドキュメンタリーを合わせて

しかも時代感覚が素晴らしい

あの家で荷物をまとめて出て行くのは男性だったけど、よくあるパターンでは

去るのは女性が多くない?

男性とは女性とは「こういうもの」という決めつけがない

マルセルも男の子でも女の子でもないし

あと、”SNSでバズった”はよく使われる手やけど

「この人たち僕を助けようとしていない」と鋭いマルセル

噛み合っていないマルセルの両親のシーンで

「ウチはこんな感じ」とマルセルが解説するのも笑えた(どこのご家庭もこんなもん)

マルセルとコニーおばあちゃんの工夫のある暮らしが面白くて

テニスボールやポップコーンを作ったり

バスケットもどきのゲームをしたり…いちいち可愛くて

コニーおばあちゃんの麦わら帽子スタイルが最高にキュートだったり

マルセルが涙を零すのも可愛くてギュッとしてあげたくなる

子どもが見ても楽しいやろけど吹替あるかな

メイキング映像がたくさんの公式サイトをぜひ

マルセル 靴をはいた小さな貝 公式サイト

ブラインドマン

ワタシが彼なら、あんな風に生きられるかな

周りの心ない言葉だけでも怒りが爆発しそう

父親の15時ジャストから5秒後の定期的な電話も

いい加減うんざりするやろ

不思議な映画で彼の表情や頭の部分だけがクリアで

他はぼかした撮り方で

それは多発性硬化症で胸から下が動かなくて目が見えない彼の身体状況や感覚を

想像させるものになってる感じ

フィンランドやから福祉が充実していて…と

良いイメージしかないが

彼の1人での外出での出来事はあまりの悪質さに気分がわるくなる

世界は最低最悪だけど、それも一面で美しく温かくもある

何より彼女との関係 

会ったことがなくても、たくさん話すというのは関係をつくり感情を豊かにする

命がけ、やっとの思いで彼女に会えたシーンが

ホンマに美しかった

彼女の目に表情に彼への愛と会えた喜びがあって

彼のしあわせそうな笑顔

エンドロールの途中に

彼を演じた男性は本当に盲目で多発性硬化症だとあった

あらゆる人がその人生の主役や

ブラインドマン 紹介ページ

ひまわり

ロシアのウクライナ侵攻を受け、あちこちでこの映画が上映されてる

1970年の映画のリマスター版

一面のひまわり畑はウクライナの景色だそう

愛する人が戦争に行く…想像できひんけど

よく考えてみると、今だって自衛隊にお勤めの人は

遠いかの地へ”後方支援”という名目で戦地へ行ってる

…彼女のような悲しい思いをしている女性は、この日本にも世界にもまだ存在する

広大な旧ソ連を歩き回り彼を探す彼女

無数の白樺でできた十字架だらけの丘が延々続く

イタリア人男性を見つけ話しかけてみる彼女

その人も戦争でここに来てここで暮らす事になった人のようで

表には出てこない戦争の残酷さがここにもひっそりと匂う

戦争は女の顔をしていない」という漫画を以前に読んだ

旧ソ連(現ロシア)では女性も兵士として戦地で闘った

数々の証言から描かれた漫画やねんけど

その広大すぎるロシアをたった1人を探す彼女の気持ちや労力を思うと・・・

戦争の描かれ方に手抜きなく

彼も命辛々の体験をして”戻りたいのに戻れない事情”ができた

どれだけの人が世界中の大地で眠っているのやろ

美しくナイスバディすぎて同性ながらドキドキするような

ソフィア・ローレン

あまり語らずして多くを想像させるマルチェロ・マストロヤンニ

切なすぎるどこかで聞きまくったこの映画のテーマが

やはり胸に迫る・・・

ひまわり 公式サイト

テノール!人生はハーモニー

イケメンではなく、どちらかと言うと冴えない主人公

髭面というのも若い人にしては珍しい

最近の映画はいろんな人種と特別カッコよくない・取り立てて美しくない人が真ん中で輝く

(ええことやね)

弱っちそうなアントワーヌは侮辱されるとハッキリものを言う

そして、良いものにはまっすぐで正直

お兄ちゃんとママに弱い(笑)ー全部、新しい 映画の主人公としては

ライバルかと思われた彼が意外と優しく助けてくれたり

妹だと思ってた女の子が怒ると落ち着かなくなったり

周りに内緒のオペラのレッスン

・・・生きていると面白いことにぶつかるね

高橋真梨子に似た(!)先生は厳しくもイカしていて

決して恵まれた環境のお嬢様ではないあたりもナイス

身分違いだとか不相応だとか

そこで止めるならソレマデやけど心奪われたならGoなのよね〜

”なんとか”でも道が開かれるのなら、ソレは「行け」って事

ベタなラストでしたがワタシは涙を拭い

左隣の高齢女性もハンカチを目に当て右隣の若き女子も鼻をすすっていた…

ひたむきで全力でクオリティの高いものは

説明などなくったって聞けばわかる

最近の韓国映画もすごいけど

最近のフランス映画もクオリティめっちゃ高くない?

テノール 人生はハーモニー 公式サイト

シモーヌ フランスに最も愛された政治家

映画が終わって明かりがついて…圧倒されて無言の観客席

なんてすごい女性なんやろう

ナチスのユダヤ人虐殺はフランスに住んでいても

追い回され収容所送りにされたんやな(「サラの鍵」がそうだったけ)

その理不尽さ、怒り、戦後も酷い扱いを受けた事をシモーヌは忘れへんかった

って言うか・・・忘れられる訳ないわな

よく生き延びられたと思う、あの地獄から

だからやと思うの

女性や服役者、ドラック中毒の人など弱者のために奔走できたのは

「着飾った主婦にはなりたくない!働きたいの!」と熱いシモーヌ

彼女のバックグラウンドを知り良き理解者と思われた夫も

彼女が働く事に反対で「家庭を顧みない」って罵るんやけど

「(ママが)誇らしい」とハグしてくる我が子達…涙なくして見られへん

(ま、後に、彼もサポートにまわり彼女を支えるんやけど)

熱意だけちゃうねんな、彼女に動かされてゆく人を見てると

あ、そう言えばそうかもと気づかされ、彼女の純粋さ打たれると言うか

自分の損得など皆無やし、収容所にいた事も彼女は隠さへんし

戦後、収容所からのサバイバーである事はタブーだったらしく

あんな目にあったと言うのに社会から”なかった事にしたい”と扱われるのも

シモーヌは許せへんかったんや(そら当然です)

誰かのために、って言うよりも

人間がここまで酷い扱いを受けるなんてあり得ない、許せない

自分自身を大切に思うからこそ家族や他者も同じように大切なんや

女の子であるシモーヌに「女の分際で!」と言ってのけた父親

政治の勉強をしようと入った学校は男性ばかり

16歳、多感な時期に収容所で体験した究極の人種・女性差別

ヨーロッパは日本より先進的やけど

こんな時代を経て今(まだまだ不十分やけど)があるのやと思った

国会議員になり欧州議会の議長になるシモーヌの

鮮やかで良く似合っているスーツはシャネルなんだとか

あれはシモーヌの戦闘服なのよね

収容所時代の仲間を訪ねた時に

「あなたのおかげで・・・」と握手を求める市井の女性達

中絶を合法的にしたり(違法やと女性の体に良くない処置をされてしまう)

刑務所内の環境を良くしたり(不衛生極まりなし)

軍事的に衝突している国の捕虜に対しての扱いにも人道的にせよと迫ったり

彼女の収容所での体験の凄まじさを感じるエピソードばかり

こんな人がいてくれたら…と人頼みをする前に、よーく調べると

日本にもこんな活動をする女性達、いっぱいいますよ!

選挙に行って、こんな人を議会に送る事は選挙権のある人誰もにできる事や

なんか支離滅裂ですが、終わりにします(笑)

シモーヌ フランスに最も愛された政治家 公式サイト

スパイダーマン:スパイダーバース

スパイダーマンに全く興味がなかった…

アニメで予告を見たんだったか…おもしろそうやん!

展開も動きもスピーディでスタイリッシュ

そして時に向こうの漫画を見てる感じだったり

実写?と感じるシーンがあったり

ネタバレになるけど…

世界中にいろんなスパイダーマンがいたら…という発想がすごい

誰もがスパイダーマンになれる、マスクを自分で被るかどうかや

・・・という件がいいね!

主人公は今の時代らしく肌が浅黒く、中学?高校?の男の子

まだ内側でモゴモゴやってる時期

スパイダーマンになったは良いけどコントロールできなくて”すったもんだ”

パーフェクトで最強のヒーローじゃない描かれ方が

「今」ですねー

次回作「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」も

同時に来てる 楽しみ〜

スパイダーマン:スパイダーバース wikipedia

Barbie

やっと観てきました、噂の「Barbie」!

いやぁ〜〜〜、おもしろかった

足に”セルライト”が出たバービー(笑)

”死”について考えたら周りがドン引き(笑)

人間界、かつてバービーで遊んだ女の子に「ファシスト」と詰られ泣くバービー

人の世で女性が生きる厳しさを

いきなりぶつけられるからショックが大きかったやろけど

ホンマ、ワタシら”女性はこうあるべき”の中であっぷあっぷ💦

でも、男性かて”男たる者、こうであれ!”に辟易してる人もいる

ジェンダー云々の前に、”ひとりのワタシ”として

どう生きたいのか、何を大切にするかは

個人が決める事、うん

人間界で”男社会”に毒された(笑)ケンが戻ってケンランドに仕立て上げた時

大統領や医者やノーベル賞作家だった女性が

男性に媚び尽くし気に入られようと振る舞う様にゾッとした

「女の敵は女」という言葉がある

でも、それ元の元を探れば”アイデンティティ”なのよね

「男性に女性としての魅力を認められないと女性としての価値がない」

←こーいうおかしな思い込み…(社会に責任があるな)でマウンティングしてるから

バービーランドの女性みんな”バービー”男性は”ケン”(たった1人のアランを除けば)

でも、みんな別の人格 肌の色も髪型も能力も思考も

それぞれが個性を発揮して良いし、一括りにされて良いはずはない

すごい映画を作ったな!

実に今の時代やわ

ジェンダーだけじゃなく人間の不完全さを当然としてるし

ピンクピンクの世界の不自然さ、つくりもの感

人の様々な感情や”老い”、世の多くの男性が女性をどう見てるかなど

まぁ、見どころてんこ盛り 何度見ても発見があるんちゃうかー

ワタシは”リカちゃん”で遊びました(笑)

Barbie 公式サイト 

(マーゴット・ロビー、ライアン・ゴスリングはじめキャストの思いを知りたかったな)

星くずの片隅で

素直に、とても良かった

香港映画すごい

コロナの感染拡大で新たに仕事が増えたり顧客を失ったりする

実に微妙で複雑な清掃業の男性(人として男性として素晴らしい!)

良き息子であり、苦しい中踏ん張る社会人

「世の中はひどい、だからと言って同化するな」

こんなセリフをさらりと言い、不正を許さず

でも人を許し応援できる彼・・・

貧しい母娘がカツカツの暮らしなんやけど

ポップでお洒落でちっとも貧しそうに見えへん

彼と母娘が出会い、共にいろいろな経験を重ねて

ふたりの気持ちが通い合って共に生きる、みたいな

安易なよくある話じゃないところが、ホンマに良かった

確かに共に生きる人がいる事は心強いけど

お互いがようやくであろうと、グラグラであろうと”ひとり”で立てていないとね

母を失い会社を失い信じていた母娘に裏切られた彼が

それでも投げやりにならへん

何とか生きてゆこうとする母娘とひとつの傘に3人で入るような

これからも大変やけど、でもお互いがいるから誠実でいたい

優しくいたいと気持ちだけじゃなく、行動で示そうとする

彼もシングルマザーも

コロナの中、モロにその大波をかぶりながら

あっぷあっぷしながら生きるワタシとおんなじ人間が

世界の片隅にいる 無数にーそれを”星くず”って言うてる気がする

星くずの片隅で 公式サイト

シーナ&ロケッツ 鮎川誠〜ロックと家族の絆〜

シーナさんが亡くなり鮎川誠さんが亡くなった

ラジオで時々耳にする鮎川さんの話に

このドキュメンタリーを知って「観たい」と思った

朴訥とした博多弁の鮎川さんの声や話、ずっと聞いていたくなる

今、出会ったファンとも気さくに話し

長年のファンを楽屋に入れたり、メンバーやスタッフにも温かい

シーナさんと出会ってすぐ一緒に暮らし始め

シーナさんは余命宣告されても誠さんの事ばかり気にかけていたそう

シーナさんは女性ロックシンガーの草分け、という事も初めて知った

当時は博多で人気があってもメジャーになる事が今よりずっと難しく

2人は東京へ勝負に出る(シーナさんのお父様に背中を押されて)

博多に残った2人の娘は離れ離れになった寂しさより

両親がかっこいい、頑張ってるとまっすぐ育った

おふたりが素晴らしいのは”心底ロックが好き”だから

ステージに立つ、ずっと歌う事が夢というスタンス

売れる売れない、ではないのね どのハコでやれるか、でもない

初めて誠さんのギターをマトモに聞いて見た

音がちがうって事がワタシにもわかる

お父さんのギターのいい音をみんなに聞いてもらいたい

と言う三女の言葉通り(シーナさん亡き後、ボーカルに)

俳優の松重豊さんや甲元ヒロトさんがシナロケや誠さんについて

たくさん語ってはる

あぁ、わかるなーーーと 彼らがこんなに敬愛するワケが

一番響いたのは、シーナさんの言葉

「生活も、食べるものも、着るものも全部ロックなの」

”特別なものじゃない”事をおふたりは体現しはったんやなー

シーナ&ロケッツ 鮎川誠〜ロックと家族の絆 公式サイト

エリザベート1878

ぎゅうぎゅうコルセットを締め上げる…

それがどれだけ苦しい事かは後でわかる

彼女はご馳走を口にしない・・・

彼は彼女を喜ばせたい、と思ってるんやろうけどさ

いや、あんな そんな目先の上澄みの話してるんちゃうねん、ですね

”象徴”で特別美しくある”だけ”を求められている苦しみ、やり切れなさ・・・

タバコを吸ったり、従兄と戯れたり、出会った人と話したり

それが”問題”行動になってしまう1878年ごろ・・・

ま、皇后陛下だからさ・・・

平民女性は40歳が寿命、と出てきて愕然

彼女は身体の変化に揺れ動いている

やがて麻痺させる薬の虜に・・・

わからなかったのが

妹がある貴族の男性に望まれるのやけど、彼女は「許さない」

それは妹が幸せにならへんと思っての事?

それとも自分の元に置いて同じ苦しみを与えるため?

公式サイトを見ていたら「かつての恋人を訪ねて」とあったけど

観ててわからんかったわぁ

ただ、夫や息子やいろんなものに「こうあれ」と望まれ

「知らんやん!」と思う彼女の息苦しさ、生きづらさは

痛いほどわかったよ

歴史的に真実はわからんにせよ

この人を題材に宝塚でも取り上げてたんか

ラストシーンは「自由へと羽ばたいた」?

ワタシには死を選んだように感じた

エリザベート1878 公式サイト

ソウルに帰る

私は誰でどう生きたいのか→どうしたいのか?何がしたいのか?

この問いに誰もが足を取られるんちゃうやろか

クールで強そう、奔放なフレディ

友達になった彼女に「かわいそうな人」と言われてしまう

そう、痛いひと・・・

いくら養母・養父に大事に育てられても

「ホンマの親に捨てられた(養子に出された)」

この事実が彼女を歪ませる

好きでもない男性と簡単に関係を持つ

だから突然訳のわからないキレ方をして相手を切る

要はその人を求めてるんとちがうねんナ

散々、泣いて謝りすがってくる本当の父に冷たくしておいて

韓国に度々来る意味不明なフレディ

素直になるまで、”親にも事情があった”をわかるまで

ジグザグ、ジタバタを繰り返すフレディ

”○年後”と度々時間が飛び、フレディのビジュアルや

身の回りが変わる

ラストの”素”っぽいフレディが、悲しい事実を突きつけられた後のシーン

リアルやなー

ソウルに帰る 公式サイト

スパイダーマン アクロス・ザ・バース

まさかの!to be continued・・・

まあねぇ、この大風呂敷をきれいに畳むのは大変やわ

葛藤する、苦悩するってのが人の世の避けては通れない事

グウィンもマイルスも、スパイダーマン はみんな

ワタシは「こういう運命やで」と来た時に

いや、ちがう ワタシはAでもBでもなく両方取る!と言えるやろか

マイルス、えらいぞ どうなるにせよ立ち向かうところが

肝心なところでお父さんとお兄ちゃんと来てた男の子が

ワタシの前を通ってトイレへ💧往復・・・

小さい子だったので気を取られ、集中が途切れてわからんくなった

(そのくらいスピーディな展開なのね)

公式サイトのシェアして良い画像♬

これだけ動けたら気持ち良いなぁ・・・

こんな事もできるし・・・

こんな感じで絵もきれいだしスパイダーマン体験もできる!

で、今回は前回よりさらに多くのスパイダーマンが出てくるのが

またひとつの見どころで

ピーターに子どもができて、子連れスパイダーマン(笑)

インドの、妊婦の、…もっとゆっくりの動きにして見せてくれ💦

ってくらい、うじゃうじゃ出てくるシーンもある

楽しめます★

パイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース 公式サイト

今月はホンマ熱い作品が多かった

コロナという世界的に大きな出来事やロシアのウクライナ侵攻

激動する世界で多くの人が「自分らしく」生きようとしている

自分の根っこがどこにあって

何かをつかみたくて社会に貢献したくて

もがいて足掻いているのはワタシだけじゃないねんなー

痛いまでの葛藤と激しいまでのジグザグ

それがないと先にも上にもどこにも行かれへん

だから、今苦しい人はその道で間違ってへんよ…