「こどもびいる」友桝飲料*今度はドリアンサイダー

えー!!
ドリアンサイダー・・・

 

 

つかみ0K インパクト抜群のドリアンサイダー
どこが作っているのかと思えば
友桝飲料 佐賀の100年続く老舗飲料会社

 

 

 

他にもこどもびいる スワンサイダー
n.e.oプレミアムジンジャーエールなど
オリジナル飲料がある

 

 

 

全国どこにでもある大手メーカーの飲み物は
よく知った味で選択に間違いがない

 

 

 

 

だが地域限定のような面白みがない

 

 

 

 

 

 

それにしてもドリアンを製品化しようという

大胆な決断をする社長さんってどんな人なんでしょ

 

 

 

25才で4代目社長に就任した友田諭さん

現在10年目

この友桝飲料は「ODM企業」という珍しいやり方を取っている

 

 

普通は顧客のブランド、仕様・設計で製造する

これはOEM・PB企業というらしいのだが

例えば最近大手スーパーのブランド飲料があるが

ああいったもの

 

 

大手スーパーの名前が入っているが

作っているのは違う会社、というヤツね

 

 

飲料業界は大手企業に寡占化されており

ODM企業が出現し難い環境なんですと

 

 

 

友桝飲料は設計からマーケティング

物流や販売まで一貫して行うODM企業なのである

 

 

 

佐賀県産のスダチや梅を使ったサイダーや

長崎雲仙市の「温仙(雲仙)レモネード」

福岡市能古島の甘夏を使った「能古島サイダー」

 

 

など地域の歴史やストーリーに基づいた商品を作って

自社の商流網を使いマーケティングや販売まで

踏み込んだことで成功している

 

 

友桝飲料

こちらの動画を見て欲しい

雰囲気が伝わる

 

 

なんだか夢があるなぁ!

 

 

個性的な商品を作り売ってゆく

売れなければせっかくのオリジナル商品も消えてゆく

 

 

 

そこそこの個性ではなく

むしろ「あり得ない」くらいの感覚でつくる

 

 

 

 

動画にも紹介されていたneoプレミアムジンジャーエール

 

 

あるバーテンダーの

「本当においしいモスコミュールを作りたい」

からスタート

 

 

本当は生姜と砂糖を発酵させたジンジャービアを使う

のがモスコミュール

 

 

日本ではジンジャービアは入手困難なので

ほとんどがジンジャーエールを使っている

 

 

それでは本来のモスコミュールの味は再現できない

 

 

バーテンダー デザイナー 飲料メーカー(友桝飲料)が

集まり企画

 

 

老舗ソースメーカーにジンジャーエールの原液生産を依頼

試行錯誤を繰り返し何度も調整を重ね原液完成

 

 

風味・酸味・辛味・炭酸ガス含有量の研究・調整

 

 

デザイナーがマークを作り

ネットでバーやホテルにコンタクトを取り

サンプルを送り地道な活動を続け

 

 

使ってくれるバーも増え飲んだ人の口コミで広がり

発売1年後農林水産省の主催する

「世界が認める輸出有望加工食品40選」に選ばれる

そのベスト4に選ばれた

 

 

 

 

 

小さな会社だからこそ小ロットでの商品開発ができる

小回りが利く

 

 

逆転の発想だ

 

 

弱みが強みになる

欠点が見方を変えれば長所になるように

 

 

商品開発から販売 物流と決して楽ではないだろう

でも端から見ていてもおもしろそうだ

 

 

仕事ってこうあって欲しい

クリエイティブでユニークで喜ばれて

 

 

 

 

 

ドリアンサイダーで知名度も上がり

わたしたちは旅先で飲む地域限定のドリンクで

友桝飲料に出会う

バーでneoプレミアムジンジャーエールに出会うだろう

 

 

そんなときこの友桝飲料を中心に

クリエイティブなネットワークを思い出し

なんだか応援するような気持ちになりそうだ

 

 

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