よく自転車で移動する道の途中にある神社
先日なんだか気になって
ゆっくり見てみました
総神社・・・
名前もちゃんと知らなかったなぁ
小さな神社ですが立派な石造りの鳥居
一歩入ってすぐわかったのは
「地域の人々に大事にされている」ということ
だってね
境内にはいい氣が漂っていることを
肌で感じたんですね
これって誰でも
なんとなくわかると思うの
スズラン水仙はたくさん揺れているし
ボケの花は紅白で並んでいるし
多羅の木はいきいきとしていて・・・
手水舎は使われていないけど
大事に囲ってあって
拝殿も社務所も
立派な木造できちんと手入れがされている
お参りして
しばらくのんびり見せてもらった
多羅の木に
「恋文の木」って書いてあったのは
なんでだろう?と調べてみたら
葉っぱの裏に傷をつけると
字が書けて長期にわたって残るそう
戦国時代にはこの葉を使って
情報のやりとりをしたとか
これが【葉書】の語源なんですって
すてき〜♬
そして貴船大明神
こちらはあの貴船神社の祭神を
鎌倉時代の初期に移して鎮座した
紫竹貴船神社と言われるもの
こちらも上賀茂神社と縁があり
葵祭の象徴 双葉葵の透かし彫りが!
優雅で美しい
足元には
激減していると言う双葉葵がいきいき
裏口から入ってしまったわたしは
清めないままお参りして
大変失礼しました・・・
心を洗う・・・
小さな神社でもこんなに立派!
すっかりいい気分で
また自転車をこいでいたら
久我神社に来た
あ、ここも見たことないなぁ
航空・交通安全の神さま
お祀りされている八咫烏は
日本神話で道案内をしたことから
「導きの神さま」「太陽の化身」
とも言われるんですって
知らないことばかり!
近くにある上賀茂神社とも縁があり
同じ双葉葵の神紋が使われています
しだれ桜もつぼみをつけていて
ほとんど誰もいない静かなひととき
このあたりには
こうして小さな神社が3つもあります
あらためて不思議な感じです
今でこそ開けていますが
昔々なら本当に京都の端っこ
総神社も久我神社も
創建ははっきりしないくらい昔
総神社なんて牛若丸が生まれた場所
なんていう話もあるらしい!
こんなに神社が近い距離で3つもあるのは
何か意味があるのでしょうね
京都の中でも
由緒ある貴船神社や上賀茂神社が
いかに人々に信仰されていたのか
ということも言えるのかなぁ?
この近くには
わたしがいつもコーヒーを買うお店や
町家を改装した小さなカフェレストラン
ドイツで修行されたバームクーヘン屋さん
あたたかい雰囲気のパン屋さん
なんかもあって
休憩やお土産選びも楽しめます
こんなレアなお散歩しませんか?
他にも御霊神社もなかなかいいですし
吉田山をぶらぶら歩いて吉田神社
またご紹介しますね
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