冬から春に季節が変わってゆくのを
毎日歩くことで目の当たりにしました
枯れた河原や芝生から
日に日に小さな変化がはっきりわかるようになり
毎日発見があって
野の花のかわいらしさにしゃがみ込んで
眺めたり写真を撮ったりしました
今年は特に花を探して歩いたり
たまたま出会ったりと
「花散歩」をたくさんしています
「ウチの〇〇も今きれいやで」
「何撮ってはるの?」
「〇〇見にいかへん?」
お花がつなぐ人のご縁にも恵まれ
人の心を和ませる花に
ますます魅力を感じています
お花屋さんの花も
野の花も
立派なガーデンも
どの花も
「わぁ〜 春が来た」って
喜んでいるような気がします
誰に教えられなくても
季節がきたら咲いている
誰に見てもらえなくても
きれいに咲いている
雑草だらけの中で
力強く太陽に向かって咲いている
お花が笑った、って歌がありますが
わたしもそう感じる時があります
自分のものでなくても
見ているだけでしあわせな気分にさせてくれる
気持ちが沈んでいても
明るい色の花を見ると
元気になったりすることも
何も言わなくても
ビタミンカラーの花をあげるだけで
メッセージが伝えられたりする
一輪の花をもらって
すごく嬉しかったことや
ホワイトデーに
可愛いいシクラメンをもらったり
お花見の人から
シャッターを押してと頼まれた時
その時の笑顔
お花で思い出すことも
たくさんあります
季節や花を楽しめるようになって
自分でも大人になったと思います
季節の花を飾るこころのゆとりが
毎日を豊かにしてくれる
花の色や香り、その美しさに
どれだけ和ませてもらっていることか
花の名前をよく知ってるね
って言われることもありますが
それは好きだから、ですね
「かおり」という名前は「香」と書きます
菊の花が咲いていい匂いがしている
10月に生まれたから、だそうです
今はもういない父がつけてくれました
そして菊は
おばあちゃんの名前「菊由」の一部
それに気がついた時に
偶然ではないんだろうなーと思いました
おばあちゃん お父さん
こんなに花が好きなひとになりましたよ
きっと喜んでいるでしょう
わたしは自分の名前が好き
「さん」づけで呼ばれるとめっちゃ嬉しい
ほのかにいい「香り」がするような
そんな女性になりたいなぁ
こういう花ばさみだと
研いで長く使えるかなぁ