ものすご関西ネタになるがカンベン頂きたい
遊園地と言えば
ディズニーランド!
USJ!
・・・なのだが
関西ではひらパー コレを忘れてはいけない
京阪電車の子会社が経営する
年間100万人の入園者を誇る大阪府下第2位
1912年から営業を続ける日本最古の遊園地だ
テレビでCMが流れ夏はプール冬はスケート
京阪神では定番中の定番
昔は「ひらかた大菊人形展」があった
ほんの数年前まで毎年1億円前後の赤字を
何年も続けていた閉園寸前の遊園地
関西の私鉄が運営する遊園地はたくさんあったが
USJができたことや時代の流れで営業不振、閉園
その中でもひらパーは営業を続ける
2009年からひらパー兄さんを始め
ブラックマヨネーズの小杉さんを起用
CMやポスターをにぎわし
約4年間で約30億円の広告効果をもたらしたという
そのCMやポスターのセンスは
実に関西人のこころをわしづかみにするもので
ブラックマヨネーズのふたりが
2代目ひらパー兄さんをかけて選挙を行い
テレビを巻き込んで話題となった
ひらパーのテレビCMは
おもしろいながらもどこかすべっている感が
なんとも言えない引力を持っていて
「ひらパー♪」の独特の節と合わせて
わたしも振り向いて見たものである
京阪電車や駅周辺のひらパーポスターも
短いコピーで相当アピールしていた
そしてひらパー100周年で
V6の岡田准一くんがひらパー兄さんに就任
お笑い路線 ジャニーズいいのか!?
岡田くん捨て身?
ここでも人々の関心をかっさらう
「嵐の岡田くんがひらパー兄さんになったで!」
「・・・嵐に岡田くんはいいひん」
(これわたしの実話)
Youtubeで岡田園長のCMが数々見られるがまずはコレ
ひらパー兄さんを受けた岡田くんも登場する
そしてCM
2015年春バージョン
メジャーなキャラクターもいない
大掛かりで派手な乗り物もないひらパーは
プールとスケートで京阪神のこどもを楽しませてきた
そのこどもがおとなになって
自分のこどもを連れて遊びにくる
100年続いている遊園地だからそれが4世代に渡るのだ
ひらパー兄さんをつくったことで
兄さんのトコに遊びに行く感覚
兄さんの目がプリントされた兄さんアイマスクをつけて
垂直落下アトラクション
「おま」以外の叫び声が禁止になる「おまライド」
そんな企画で笑い合う
2013年に岡田くんが超ひらパー兄さんになり
2014年から「園長」という肩書きになった
年間100万人の入園者に満たなければ解任という条件
岡田くんファンのブログには大笑いした
ひらパーに煽られ続けた1年を振り返る
こういうファン心理を狙った作戦だったのか・・・
また商魂逞しい大阪のことなので
この兄さんアイマスクや枚方の文字が入ったパーカー
園長が延長された記念の延長コード
が販売されコレもかなりの売り上げだとか
岡田くんさまさまである
しかし一番えらいのは岡田くん起用を決断したスタッフ
ひらパーの親会社京阪電車も
数年前から「けいはんのるなら おけいはん」のコピーで
これまでのイメージを一新している
(以前のものだがこの時の女優さんが一番いい)
こういうベタベタ関西ネタを改めて見直すと
東の方々には理解できないだろうが
やっぱり水が合う 理屈ではないのだ
こんなに限定的な話題になったが
夏バテして冷静さを失っている訳ではない・・・