もっと自由でいい・自分で線を引いて勝手に決めてる枠*京都国際写真祭を見て

IMG_0109

 

今年初めて見に行ってきました

京都国際写真祭

 

 

 

市内のお寺やギャラリー

会館が会場になっていて

その会場からして素晴らしく

盛りだくさんな写真祭

 

 

 

 

唸ったり

笑ったり

佇んだり

8ヶ所を回ってみて思うこと

 

 

 

もっと自由でええんやわ

 

 

 

何を勝手にひとりで

こんなもんやと思ってるんやろう?

 

 

 

世界や日本でこんなことが起こって

こんなコトやモノに注目して

こんな表現をしてはるなんて!

 

 

 

IMG_0114

 

 

これ、写真やと思わなかった

アートやと思って近づいたら

 

 

IMG_0116

 

さらにリアルで

横から凸凹を確かめようとしたら

平面でやっと写真やとわかりました

 

IMG_0115

 

砂を使ったような

黒と白とグレーの地味と言えば地味な

写真やのに

 

 

わたしはしばらく動けませんでした

 

 

すごい人がいはる

こんな表現ってあるんや

 

 

 

 

 

 

 

ほんでまた驚いたのが

こうして作品を自由に撮っていい会場が

何ヶ所もあったこと

 

 

カメラを片手に見てる人が

たくさんおられました

 

 

その作品を際立たせるための

会場の設営

 

 

写真祭のチケットや目印の旗

チラシや看板のデザイン

どれもこれもハイセンス!

 

 

 

 

 

IMG_4671

 

これはプランクトン

坂本龍一さんの音楽は

海や水を思わせる音の連なり

 

 

真っ暗な会場は深海に来たよう

 

 

IMG_4678

 

 

こんなに美しいいきものが

存在していて

顕微鏡を覗かないと見ることも叶わない

 

 

命の不思議

生きていることの奇跡

 

 

IMG_4692

 

 

まるで宝石のようなプランクトン

 

 

あらためて世界の多様さ

広さを見せつけられる

 

 

 

 

 

 

 

 

建仁寺の両足院での写真は

自然と一体化した人間を撮っていた

 

 

写真とお寺・自然は

何の違和感もなく

同じ場に収まっていた

 

 

石のくぼみに水をため

その中に写真があったり

 

 

端っこを石で押さえて

雨や風 土や葉っぱで汚れた写真

 

 

箱をそーっと開けて見る写真

畳に座って眺める写真

 

 

 

 

 

 

 

外国の人って

何でこんなに自由なんやろ?

 

 

 

広い世界で生きてると

人間の幅も深さも桁違いな気がする

 

 

 

ちっちゃいところで

ちょこまかして

ちっちゃいことでクヨクヨして

 

 

 

あたまやこころは自由なんやから

もっとでっかいこと考えたり

思ったりしてもいいのに

 

 

 

なんか知らんけど狭い

勝手に線を引いて

ちっこく自分をそこに収めようとしてる

 

 

 

世界の日本の写真家の作品を見て

どーんと背中を押された感じ

 

 

 

やりたいようにやりなはれ

しょーもないこと気にしなさんな

 

 

 

無言のエールを

写真祭は終わったけど

受け取りました

 

 

 

 

 

 

 

わたしも写真を撮るおもしろさに

魅せられたひとり

 

 

 

うまいとか下手とか

そんなことはどうでもいい

 

 

 

わたしのときめきを

どれだけ見えるものにして

外に出せるかやなぁ

 

 

 

ときめきが自分の中で

おさまらへんから出したいのやし

 

 

 

それを一緒に楽しめる人が増えたら

めっちゃ素敵やん

 

 

 

残り時間はどれだけあるか

わからへんけど

チャレンジしてゆきたいな

 

 

 

IMG_0111