主人公の娘は
父に似た顔を嫌悪したのではなく
父に反発したのだろう
家族より仕事を優先し
他人に必死になっている父への気持ちが
捩じくれてあんな形になったんだろう
名もない人
大きな失敗で閉じこもった人
良心の呵責に歯ぎしりしながら生きる人
それにしても
よくこんな大作が映画にできたもんだ!
丁寧に描かれているし
スタッフキャストの熱さが伝わる
佐藤浩市さんは
この役のためにいるような気がしたし
夏川結衣さんは
年齢そのままをスクリーンに
バーンと晒した
その迫力に声も出ない
64-ロクヨン
2016.6 Twitter
64 後編
誘拐事件の裏側
マスコミと警察のせめぎ合い
花形部署から広報になった主人公
こんな複雑で深い話を
よく映画にしたものだと思う
ヒーローはおらず
あっけないハッピーエンドでもなく
誰もが複雑な多面体の人間
それぞれの在り方
どう生きるのか
何がしあわせなのか
もがいて掴む
2016.7 twitter
この映画の監督が瀬々敬久さんと知りびっくり
この映画を撮った人でした