そもそものきっかけに再会するとき*出会いの不思議と今の再認識:合気道

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昨日はお昼前から

ものすごい雨だった京都

 

 

傘をさしてレインブーツを履いて

出かけたのが

「こころ楽しむ かかわって遊ぶ」

ワークショップ

 

 

 

1年に何回か

このテーマで様々な体験をする

 

 

 

去年このワークショップの

「合気道とダンス」の回で

わたしは合気道に初めて出会った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教えてくださったのはこの方

砂連尾 理さん

 

 

映画「かもめ食堂」で小林聡美さんが

膝行(しっこう)をするシーンを見て

 

 

合気道っておもしろいかもしれない!

と思ったことがあった

 

 

実際に受け身のもっとラフな感じや

剣の打ち合いのエア版をやって

剣が額に当たる直前で身をかわす

 

 

なんてことを経験して

「武道」のイメージが変わった
そこに「氣」が存在することも

とても興味深かった

 

 

そしてわたしは

道場を探して合気道を習い始めた

 

 

 

その、そもそものきっかけに

1年ぐるりと巡ってまた出会った

 

 

 

 

 

 

この「こころ楽しむ」のワークショップは

全回を通して受けたり

好きなものだけを受けたりできる

 

 

1回だけでもOKで

昨日は全く初めて、という方が結構いらした

 

 

その人たちは

砂連尾さんだから

合気道に興味があったから

そんな動機で来られたようだった

 

 

 

初めてお会いするのに

以前どこかで会ったような気がする

そんな方が何人かいらして

 

 

 

一緒に合気道をするうちに

すっかりほぐれて

自然におしゃべりしていた

 

 

 

 

 

 

 

今でもそうなんだけど

アタマで理解してやろうとするから

手も足も出ずカタイまんま

 

 

今日初めて体験するひとは

ほとんどそうだった

 

 

 

みんな

この世の中で

「ちゃんとやって できる」

「そうでないとあかん」

それが常識のようになっていて

そうやって生きている

 

 

 

できないこと

失敗することが

「よくない」こと

 

 

 

よくないこと???

 

 

 

いーや ちがう

〈できない〉はいつか〈できる〉

つながるかもしれない

 

 

 

〈失敗〉は本当にそれが失敗?

ひとの目や評価を気にしてるだけ

だったりする

 

 

 

そういうことに気づいて

できなくても

覚えられなくても

まちがっていても

笑われても

やってきた1年だった

 

 

 

 

 

 

 

砂連尾さんはダンサーで振付家

立ち姿からして

その佇まいからして

こころに残るひと

 

 

 

合気道を通して

人間関係や自分の考えグセや

多くの気づきがヒントになることを

教えて下さった

 

 

 

合気道の稽古へ行くようになって

そこで出会うひとの中に

こういうアプローチのひとは

正直なところ いらっしゃらない

 

 

 

いらっしゃるのかもしれないが

まだ出会っていない

 

 

 

今回のワークショップのテーマが

【出あう時を待つ】

 

 

 

受身の体験をしながら

「待つ」ってどういうことやろう?

何に「出あう時」なんやろう?

 

 

 

そんなことをどこかで考えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分にとっての真実

自分が心の底から納得できること

それを見つけていくのが

人生じゃないか

 

 

 

最近

友達が言ってくれたこと

 

 

 

自分にとっての真実

出あう時を待つ

 

 

 

ただぼんやりと待っているのではなく

ガツガツと求めるのではなく

今、自分が何をどう感じているのか

そこに素直に正直になる

 

 

 

特別なことをする時の話ではなくて

今日今からの話

だからもう始まっている

 

 

 

1年経って

わたしはずいぶん

勝手な思い込みや

不自由な自分を脱ぎ捨ててきた

 

 

 

また新たに

1年前よりずっと素直で正直なわたしで

「出あう時を待つ」

 

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