ようやく人間ドックを受けてきた
去年は受けようにも
どこもいっぱいと言われ
今年は受付スタートと同時に動いた
国保を使って
一般的な健診メニュープラス
胃カメラ 乳房視・触診
子宮細胞診 腹部エコー
最近乳がんの話をよく聞くが
マンモグラフィーの安全性に
疑問を持つので
これまでは市の検診で
マンモグラフィーを2年に1度
受けていたがエコーにした
そして受ける場所は
希望のメニューを全部受けられる
医療機関を当たった
意外にバリウム検査はあっても
胃カメラがなかったり
婦人科検診が子宮・乳房
両方が受けられなかったり
で、
全部受けられる条件にマッチしたのが
街中のクリニックだった
わたしは以前看護師をしていて
病院や診療所で働いた経験がある
今回クリニックへ行ってみて
様々に優れた点があることに驚いた
- ワンフロアに検査が集中している
- 待ち時間が20分以下
- 職員が丁寧で親切
- プレゼントとお土産付きだった
まず1、2だが
一部屋に身長体重、視力、聴力
エコー、眼圧、採血ができるように
配置されていた
隣のドアが内視鏡室(胃カメラ)
隣がレントゲン
すぐ横にトイレがあり検尿
一時的に廊下の待合の椅子が
いっぱいになっても
トントンと呼ばれて終わるので
いつまでも待っている人がいない
わたしは胃カメラで15分ほど待ったが
中の看護師さんが先に婦人科の問診へ
と誘導してくれて
ドクターによる問診と
乳房の視・触診と子宮の細胞診が
待ち時間合わせて20分ほどで終わった
また特記したいのは
あの検診台ではないこと
男性にはわからないだろうが
婦人科の検診台というのは
本当に辛いものがある
普通のベッドに壁側を向いて
健診着のパンツと下着を足首まで下ろして
すぐに先生が来られて検査は数秒
午後回ると思っていた検査が
12時までに終了した
3については
完全に〈お客様扱い〉だった
言葉遣いなど医療機関というよりは
お店のようだった
検査技師も女性が多く
丁寧な声かけ・誘導だった
一般の外来もあったが
健診を受ける人が圧倒的に多く
外来と健診がぶつかるような場面は
見なかった
街中という立地のせいなのか
若い働き盛りの人がほとんど
車椅子の人すらおらず
わたしが勤務したような
病院や診療所の雰囲気とは
全く違っていた
そうか「患者さん」ではないんやわ
4について
プレゼントは
事前に書いておいて当日提出した
問診票の類に
何種類かから選べるようになっていた
わたしはデパートの商品券にした
医療機関でこのようなものを
もらうというのに違和感は感じるが
以前、看護師をしていた時に
他院で人間ドックを受けた人の書類には
「オプションメニュー」などと書かれていた
検査や外来は保険点数が高く
医療機関は収入が取れる
医療はビジネス、なんやな
これまた抵抗があるが
あるものは仕方ない
支払いを済ませて
帰りに入り口で(受付ではなく守衛?)
お土産をもらった
昆布の佃煮だった・・・
胃カメラは数年ぶりだったが
かなり苦しくて
終了後麻酔が切れるまで
しばらくベッドで
横になるようになっていた
(これは全員)
その後ドクターから
胃カメラの画像を見せてもらい
結果を聞いた
それもさほど待たなかった
至れり尽くせり
大病院だと上へ下へ
そして広いだけに
移動距離も長く迷うことすらある
検査一つが一部屋なので
これほどスムーズに受けられない
こういう世界もあるんやな、と思った
自分が医療者側のときは
「早期発見、早期治療」だったが
治療が全て良い結果につながらない
ことにもたくさん出会ってきた
今はスタンダードな医療自体が
本当にそれは確かなのか?
疑問が出てきている
幸いわたしは健康だが
検査を受けること自体が
感染や悪性腫瘍を作り出す可能性も
ないとは言えない
なんにせよ
自分で情報を得て
自分で考え判断して決めることだと思う
人が決めてやっていることは
意見を求められていないなら
口を出すべきではないと思う
絶対に正しいことなど
ひとつもないのだと思う
健診は受けない、という人もいる
毎年きちんと受ける、という人もいる
とにかく3年ほど受けていなかったので
受けたが
今後はわからない
今回の人間ドック
国保で30%負担13,590円だった