まさかの錦織選手全米オープン初戦敗退*彼も人間だしスポーツの試合は何があるかわからないそれは看護も同じかも

skitched-20150901-102050

 

 

錦織選手への期待が大きかった全米オープン

まさかの初戦敗退!

 

 

 

準備万端でコンディションもよく

彼自身も今までで一番良い状態と言っていた

初戦での敗退もしばらくなかったのに・・・

 

 

 

一体何があったんだろう?

 

 

 

まだ詳しいことが入ってこないが

ブノワ・ペール選手が自分のテニスでアグレッシブに

錦織選手を上回ったようだ

 

 

 

錦織選手は

「きょう何が起こったかわからない」と

話している

 

 

 

彼にとっても勝てると思っていたゲームで

負けたことが信じられないようだ

 

 

 

こんなトッププレーヤーでも大舞台で負ける

実力があってもうまくいかないことはあるのだ

 

 

 

どんなベテランナースも

何度やっても血管に針が入らない日があり

患者対応でミスることがあるのだ

 

 

 

錦織選手から学びたい

 

 

 

 

 

 

彼の穏やかな人柄は

記者会見やインタビューで目にしたことがあるだろう

 

 

ゲームとなると一転彼の表情は厳しくなる

そして人一倍負けず嫌いだ

 

 

サッカーが好きだった少年が

テニスにのめり込み13歳でひとりアメリカへ渡り

テニス留学を始める

 

 

それ以降彼はアメリカに拠点を置き

チャレンジを続けている

 

 

 

本当にどこにでもいるような優しい男の子

その彼が今や世界で4番目のテニスプレーヤー

今でこそスターだがこんな彼が負けるのだ

 

 

 

 

 

 

彼はメンタルの弱さを自覚し指摘もされてきた

マイケル・チャンコーチについてから

毎日【洗脳のように】と彼が言うくらい

 

 

 

「勝てない相手はもういないと思え」

「ショーをしに行くんじゃない、勝ちに行くんだ」

繰り返し言われてきた

 

 

 

最近の彼の活躍ぶりは

メンタルが進化したことを証拠づけている

 

 

 

看護師も同じではないだろうか

「自分の看護をする」

うまくいかないことも失敗もある

 

 

 

場合場合で何が正解なのか言えないような

人と人のぶつかり合いの中での仕事だ

 

 

 

拒否している患者さんが新人ナースの促しにのる

血管が全く見えない患者さんの血管を

パートナースがとる

 

 

 

今回錦織選手が負けたのは残念だったが

いくら力があっても試合は何が起こるかわからない

格下の選手に負けることだってある

 

 

錦織選手もそうやって勝ち上がってきた

 

 

看護の世界に勝ち負けはない

同僚同士で競うことはない

 

 

自分は患者さんに今できるベストの看護をする

患者さんにとってどうなのかを最優先する

 

 

そしてわたしはそれができる

わたしはそんな看護がしたい

 

 

 

錦織選手が自信を得たひとつは

彼の思いを強化する言葉のシャワーだ

 

 

 

 

だから看護師も同じ

「わたしは素晴らしい看護をする」

「わたしにはそれができる」

 

 

 

小さな積み重ねで錦織選手は世界のトップへ出た

看護師も毎日の小さな積み重ねだ

 

 

 

 

失敗しても間違えても

反省して落ち込んでまた立ち上がる

周りはちゃんとそれを見ている

 

 

わたしも大きなミスをした時

また立ち上がり歩き出した時

誰よりも病棟みんなが支え励ましてくれた

 

 

そんなみんなと競うのではなくて

しょーもないことでぐずぐずしている自分と

戦わなアカンと思った

 

 

大きな挫折は次の大きな飛躍のための

必要なステップ

用意されている、と言ってもいいかもしれない

 

 

 

錦織選手も大舞台での初戦敗退に

情けなさ悔しさにまみれているだろう

 

 

 

けれどそのゲームの映像を見て

冷静に分析をするのだ

きちんと向き合って次へ進むのだ

 

 

 

 

おとなになって失敗することが

いつの間にかとても怖くなっていた

 

 

誰かに陰口を言われても

それが何だと言うのだろう

 

 

失敗したらまた立ち上がって

なんで失敗だったのか

どうしたら同じことを繰り返さないのか

 

 

そう考えたらいいんだと身に付いた

 

 

けれど感情から逃れられないのも知った

だから大事なことでネガティブな感情になったら

とことん落ち込んでどん底まで行く

 

 

そして立ち上がろうと自分自身が思うまで

どん底にいれば

そこにいることが自分で嫌になる時が来る

 

 

 

人は必ず再生する力を持っている

時間はかかっても必ず再生する

安心して落ち込んだらいい