Air Asiaが1週間だけのSALEを始めた
来年3月から10月までの便
アジアならどこに行きたい?
モルディブみたいなリゾート
オーストラリアも魅力的
LCCのお値段にはびっくりするが
コストパフォーマンスは高くない
それを覚悟しての利用はアリだが
過剰なサービスに慣れているわたしたちが
LCCで満足できるか?そこは疑問だ
LCCの運賃がここまでリーズナブルなのには
理由がある
徹底した効率化だ
人件費を削れるだけ削る
→受付の基本はインターネット
パイロットが搭乗業務 CAが清掃業務など兼任
機内サービスも有料化・簡素化
→飲食は有料 映画・音楽・新聞・雑誌なし
ブランケットも有料
使用航空機の統一
→飛行機の機体を国内線LCC4社で統一
調達コストダウン
→整備やパイロット機種毎の免許が必要
統一で作業効率アップ・人員削減
→物品の在庫管理が楽
1機あたりの座席数を増やす
→1回の運行での利益アップ
空港使用料の引き下げ
→搭乗橋を使わないでタラップに
空港内の専用カウンターを遠い場所に
ここまでやって従来の半額以下になっている!
公務員が民間から学ぶ話もよく聞かれるが
看護の世界は特殊で専門性が高い
異業種やLCCから学べることはあるのだろうか
効率化という言葉は看護に似合わない
だが患者のベット内、ベット周りの清掃
シーツ交換から
状態観察・ケア・看護処置・医療処置
記録・家族対応・ケースカンファレンス
検査・リハビリ送迎 他
これだけのことが毎日でなくても
1日の中で組み込まれこなしてゆく現状
効率化と言うより
業務や分担の見直しだろうか
そんなことなら常にやっている!
何度やったかわからない!
効率化なら上記の仕事をいかに早く行えるか
そのためにどうしたら良いか、になる
治療や処置が劇的に変わることは
めったにないので
業務は増えることはあっても
減ることはない
ということは今より過密で濃厚な仕事になる
ただでさえ安全や安楽に気を使い
今は対応なども難しいケースが多い
効率化を考えるとひとりの看護師の力を
どこまで使うかがポイントになってくるので
人手不足の現場でさらに人員を絞ることになる
看護の目的は利益を上げることではない
患者の心身の状態を良くすること
しかし病院や施設など所属する職場の
経営状態は看護師の働く条件を左右する
選ばれる院所でなければ経営は成り立たない
選ばれる院所になるために看護の質を
高めて行く努力は続けていく
看護の質を高めるためには
ひとりひとりの力量アップ
現場での業務改善・工夫
風通しの良い人事
話し合える環境・組織づくり
面倒で時間はかかるが看護師の業務が
過密さを改善され余裕ができれば
看護の質を上げるパワーへ回ると思う
そのためにもトップダウンではなく
現場での改善が一番良いと思われる
LCCは会社組織なので
必要とされるサービスで利益を上げるのが目的
だがよくよく調べてみると
安全までがコスト削減されている
事故が起これば人命に関わる
ここは看護も同じ
何を第一に考えるか
「利用しやすい価格にして選ばれる会社に」
がLCCだろう
看護は【人】ではないだろうか
患者さんという最優先の人
看護師集団という人の集まり
患者さんのことだけではアンバランスだ
看護師の余裕や質がケアに関わってくる
まわりまわって患者さんに返ってくる
看護師さん達の仕事が見直され
余裕のある現場になり
患者さんに優しい看護が提供されますように