【すり鉢料理】
なんとも聞きなれない言葉が気になって
1月だったかしら
行ってまいりました
そこで教わったのは
むかしっからある道具を使う
丁寧にやることはすべて伝わる
今、すり鉢・すりこ木を持たないお家が
増えているそうです
先生はバタバタ忙しくても
ほうろくでゴマを煎り
すり鉢でゴマをする
その時間が五感を研ぎ澄まし
気持ちを落ち着かせると
教えて下さいました
みんなですり鉢でマヨネーズを作ったり
ゴマとシソでジェノベーゼソースを
作りました
あらためてゴマやすり鉢を見直し
ほうろくとすり鉢を注文
3月に出来上がり
それからは毎日のように
胡麻和えや酒粕和えや白和えなど
和え物づくし?実験?の日々(笑)
毎日すり鉢を使っています
翌朝はすり肌に残ったゴマダレに
ご飯を転がしながら
きれいに食べて満足満足です
冒頭の写真は生のセロリ(葉っぱもすべて)と
蒸した人参での黒胡麻和え
(女性は黒いものを摂るのがとってもいいそうです)
つくりたてもセロリが爽やか
翌日のしんなりした
味のしみたものも美味しい絶賛レシピ
注文して作ってもらったすり鉢は
そのまま食卓に出せる片口のデザイン
少々深目で重いのですが
麺類にも使えます
ゴマをするのもよくすれて
香りが立つように
すり鉢の溝が研究されていて
今の形になるのに9年かかったそうです
溝に直接ニンニクやショウガを
擦って香りをつけることも教わりました
新しい道具は台所仕事に変化を生み出しました!
先日【野草料理を楽しむ会】があり
ノビル よもぎ カラスエンドウ
つくし たんぽぽ からし菜
カンゾウ
などなど
近くの河原で摘むところから教わり
分別・掃除・洗ってアク抜き
つくしご飯やよもぎ胡麻豆腐
カラスエンドウ・ノビル・カンゾウの
野草バーグ
よもぎスープなどなど
3時間ぐらいかけて料理!
いい香りと柔らかな手触り
自然のうつくしい色を楽しみながら
春の氣をからだにいっぱい入れてきました
翌日たくさん発酵食品である紅茶を飲み
すっきりデトックス!
からだが軽くなり春の準備OK
野草を覚えたので
近所の川辺でからし菜を摘んできて
人参やエリンギと胡麻和えにしたり
レタスとカラスエンドウと新玉ねぎで
サラダにしたり
ノビルで餃子をしたり
よもぎをパンケーキに入れたり
楽しく美味しく春を食べています
なんて豊かなのかしらー
自分の畑から採ってきて食べる、なんて
憧れてましたけど
帰りに川に寄って野菜を調達!
を今ホンマにやっています
摘むのが楽しくて
ついつい摘んでしまいますが
摘んできたものはきれいに食べてます
すり鉢と野草で野菜率アップは
からだにもココロにも良くて
春の出始めの柔らかい野草は
なんていうのか
勢い、元気、フレッシュさが違う気がする
そして最初に書いたほうろくも
ゴマだけじゃなくて
緑茶を煎ってほうじ茶にしたり
ほうじ茶自体を煎り直したり
干しエビを煎ったり
まーいろいろと使い手があります
ほうろくを知るまでは
ステンレス?の蓋ができる
ゴマ煎り網が欲しかったんですが
ほうろくに出会うまで買わずにいて
正解でした
あ、ほうろくってこれです
柄のところから中身を取り出せるの!
すごい知恵やわ〜
こうして丁寧にごはんをつくると
すり鉢料理の先生が言ってらしたように
ココロもお腹も満たされる
何品もおかずを作らなくても
すごく満足するよ
ってお話を思い出します
でね、その時に言ってらしたのが
忙しくてバタバタして作ったごはんは
そのままごはんから家族に伝わる
バタバタの気持ちそのままが
家族に伝わる
忙しいのは仕方ないけど
ゴマを煎ったりすったりすることで
気持ちが落ち着くよ
わたしはゴマを擦るのは〈行〉のように
感じているの
毎日いろんなことがあるけれど
ハッとしたり
整えたり
そんなことも大事にしたいなぁと思います
すり鉢料理の本
この先生のサイト(すり鉢もここで買えます)
https://www.shivaniiskitchen.com/
*すり鉢の使い方の動画もあります
近所の河原で摘んできたからし菜と人参・エリンギで胡麻和え
サンドイッチの具にもぴったりでした