岩手山に初冠雪!
まだ9月なのに…北の冬は早いんだな
昨日は実家に行く用事があって
栗のお菓子を持っていった
この前ご近所から頂いた栗で栗ごはんを炊いてくれた
一昨日はスーパームーンの満月で
川にはすすきが揺れていた
こうして季節を感じるものに出会っているだろうか?
こころが動くだろうか?
昨日【天使のはしご】が見られたそうだ
(フリー画像からお借りしました)
雲の切れ間から太陽の光が漏れて
光線が見えることを【天使のはしご】と言う
気象現象としては薄明光線と言うそうだ
秋から冬にかけて空気が澄んだ早朝や夕方に
よく見られるらしく
目に見えない水滴が多数浮遊していないと
なかなか見られないらしい
スポットライトが当たっているような感じもするし
【天使のはしご】というからには
光線を伝って上へ昇って行けるのかもしれない
最後に働いていた病棟で
手洗いをする場所から山がきれいに見えた
秋から冬にかけて時雨れて時雨れて
寒くなってゆく
そんなとき山の近くによく虹が出た
寒そうな灰色の雲に覆われた空に虹は嬉しかった
「あ!見つけた!」そんな感じで
ちょっぴり嬉しくなった
「ほら虹が出てる」なんてみんなで言い合った
ある看護師さんは
「患者さんが亡くなると虹がかかる」と言った
「あの人いい人だったからね」と特別なタイミングで
出るように感じているようだった
わたしは【虹】と言えば
その根元には特別なものがあるお話を聞いたことがあって
光の屈折なのに虹の根元がいつも気になる
遠くにある追いかけても逃げる夢みたいな
手が届かないおとぎ話のような
そんなイメージ
それでいて【虹】を見ると
ちょっぴり嬉しくなるからラッキーシンボルでもあった
ある時虹のアーチがきれいに見えた時があった
だから何か良いことがあった訳ではないが
アーチが端から端まで見えることは珍しく
特別に感じたから記憶に強く残っている
こうした自分なりのジンクスを
あなたも持っていることだろう
これまでの経験から生まれたもの
誰かから聞いたこと
自分をちょっと嬉しくさせることは
いくつあってもいいなと思う
誰かのひと言が嬉しくて
ひと晩寝て目が覚めても嬉しくて
それで乗り切れたり
そんな小さな喜びを自分で気づきたいし
それが誰かに喜んでもらえたら嬉しい
こうして発信していて
書きたいから書いているのに
人から「ありがとう」なんて言って頂く
そんな気持ちで見ていてくれる人がいるんだな
と思うとやっぱり嬉しいし
その時その時の精一杯で書こうと思う
人間ってはっきりしたわかりやすいものが欲しくなる
でもそれはある日突然はっきり手にするものではなくて
気がついたら手にしていた そんなものだと思う
だから【初冠雪】のような季節の便りや
【天使のはしご】のような自然現象
【虹】のような自分なりのジンクス
こんなささやかなものを寄せ集めて
わたしはしあわせを感じる
何でもないことをラッキーだとか
ハッピーだとか感じる
そんなアンテナを持つことが秘訣なのかもしれない