先月の濃厚さはどこへ…
あっさり目の10月は
4本の映画を観ました
「Dancer in the Dark」
「The BEATLES〜Eight days a week」
「エルネスト」
「パターソン」
Dancer in the Dark
公開時、見逃した映画
かなり話題になった記憶がある
ビョークの魅力が溢れる映像
ストーリーはどこまでもシビアで
ラストなど衝撃的
けれど
あんなに美しい魂を持つ人だから
あんな歌を歌える
「赤ちゃんを抱いてみたかった」
理由はこのぐらいシンプルなのだ
なんだって
それをコテコテ
もっともらしく言おうとしてしまう
自分がしあわせになるために生きて
誰かのしあわせが
自分の心からの望みなら
それもしあわせなんやろかね
大ヒット映画「La La LAND」は
この映画のオマージュも入っている?
ビョークのつくる音楽・雰囲気は
オンリーワンだと思った
興味深いコラム
http://www.tapthepop.net/scene/47685
The BEATLES〜Eight days a week
よく知ってるようで知らないBEATLES
見たことがない映像がいっぱいで
なぜ未だに人気があるのか納得
今、見てもとってもイカす彼ら
世界が驚き熱狂したのは当然だと思える
時は1960年代なんだもの
アメリカのライブで
黒人と白人を分けないでやったのも
彼らが初めてだったとか
自由な発言も度々話題になったようだけど
彼らは開拓者だったんやと思う
初めて、のこと
誰もやらなかったことを
彼らはリバプールから始めて
世界へとフィールドを広げたんやわ
エルネスト
外国映画かと思ったら
阪本順治監督作品
前回の藤山直美さんの「団地」で
大笑いし
その前の「顔」も印象的な監督
なんで今、キューバなんやろ???
日本の俳優さんは少なく
キューバロケ
現地の役者さん・スタッフで
撮影はかなり大変だった様子
この映画を観る前から
オダギリジョーの顔が
わたしの知ってる彼ではないと感じていた
彼の映画と言えば「ゆれる」が
印象的だけど
日系人の顔になってる
フレディ前村の顔になってる
チェ・ゲバラもフレディも
こんなに純粋な人がいるんだろうかと
正直思うけれど
監督はそこも
知って欲しかったんじゃないかな
エルネスト 公式サイト
パターソン
今月の最後に観たのがコレ
予告編も良かったし
永瀬正敏さんが出てるのも
気になった
そして主人公の彼は
「沈黙ーサイレンス」の
日本に渡った宣教師の一人だった?
あたり!
音楽も良かったし
ストーリーというほどのストーリーがない
実にゆるい空気が流れ脱力する
愛する妻と憎めないワンコとの暮らし
すべてが詩のよう
カンヌ映画祭にパルム・ドッグ賞があるって
みんな知ってた???
わたしジョークかと思ってた💦
(予告編の声、オダギリジョー?)
今月のNo.1は