今年は色々驚いたけど
これもかなりのサプライズ!
桑田佳祐さんのドームライブに
誘ってもらいました
なんと4万人と一緒に楽しんできました
やっぱりすごいわ
天才やと思う、桑田さんは
ソロの活動も30周年
桑田さんは還暦を過ぎたって聞いて
このタイミングで桑田さんのステージを
観ることができてしあわせやった
丁寧に丁寧に歌う桑田さん
あのかすれ声、歌い方、裏声
曲ごとの表現力
ドームって特殊な条件やと思うけど
クオリティの高い歌、そして舞台演出でした
それが
桑田さんの力だけではないことも感じた
バックバンドは
トップレベルのプレーヤー
桑田さんの書いた原曲を
最高に表現するために
それぞれが力を発揮して
桑田さんの才能をさらに磨く
力のあるプロがたくさんいるんや
それだけの吸引力がある人でもあるんやけど
4万人もの人を入れて
感動させたり夢を見せるって
テクニックやアイディアが必要で
多分桑田さんの力なら
アコースティックライブだって
できるんだけど
会場の大きさで
同じ曲をやるにしても
やることが変わってくるんやろなぁ
CGやダンサー、照明、演出
桑田さんの歌だけじゃなくて
いろんなところに目や意識が行った
友達がCDを貸してくれた
歌詞集が「波乗文庫」として
入ってたんやけど
それを読んで止まらなくなった
彼の表現力は歌詞や演技にとどまらず
エッセイでも抜群で
1曲ずつのエッセイは
おもしろくて先が知りたくて
やっぱり天才、を確認
それでいて
垣間見える〈普通の素顔〉
わたしと同じ国に住み生きている感じ
様々なメディアや人間関係から
影響を受け彼のメロディや詞は生まれてる
特別な人なんだけど普通がチラリ
手の届かない世界で生きてるけど
わたしと同じように
ご飯を食べたり人と話してる
そんな当たり前の人としての暮らしも
彼の根っこにあることを感じた
有名な人や何かを成し遂げる人を
遠く遠く感じていたけど
桑田さんは遠くて近い人だと感じた
それは
わたしが変わったから
なのかもしれない
還暦を過ぎた桑田さんは
やっぱり約30曲を歌うということが
かなりハードなんやと感じた
自分の作品を人に
いいクオリティで渡すために
エコモードで歌っていることがわかった
それは手を抜いてる、ってことじゃなくて
走り回ったり
派手なパフォーマンスをしない
そしてバンドメンバーの演奏の時間が
結構とってあったり
桑田さんが話したり歌わなくても
お客さんに魅せる時間を確保してた
一緒に歌って手拍子してるだけでも
1曲ずっとやってると
結構エネルギーを使うもので
それを最初から最後まで
約30曲をきっちり歌うって
相当の体力とエネルギーだと思う
そんな彼をずっと観ていて
元気でいてね
歌っていてね
って祈るような気持ちになった
最後まで手を振って
ありがとうを連呼し
ステージの袖に消える彼に
あ り が と う ー
って声をかけた