風邪がはやってきているらしい
あなたの職場でも風邪だ下痢だ嘔吐だと
そんな患者さんが増えてきたのだろうか
乗り物の車内で咳をしている人が目立つ
朝晩の寒暖差が大きい
夜の冷え込みが強くなってきた
こうなると確実に風邪の人が増える
実際実家の母も風邪で声が出ない
高齢者の風邪はばかにできないので
様子を見に行ってきたが
食事も摂れていつものように動けている
あなたや周りの人々はお元気だろうか
わたしは現場を去ってから
本当に風邪ひとつひかなくなった
現場にいる時の方が菌だらけで
エアコンだから
よく咽頭炎になった
どんなに手洗いうがいをしていても
風邪にもなればお腹にもくる
言わば職業病だ
インフルエンザもワクチンを打っていたが
看護師になってから2回かかった
どんなに予防してもかかるときはかかる
そしてワクチンは重症化を防ぐだけで
完全な予防ができるわけではない
この時期になるとワクチンの接種や
風邪の患者さんでてんてこ舞い
さらにノロウイルスが出ると厄介で
病棟閉鎖や感染部屋となってくると
掃除が業務に入ってくる
暖房はがんがんに入り空気が淀んでいて
病院がこんなに環境が悪くていいんだろうかと
いつも思ったものだった
ただ感染予防は本当に進んできて
その分業務は増えて大変になるのだが
【科学的根拠】に基づいた予防がされるようになった
ただこれも院所によって差が大きく
最新情報を取り入れながら感染管理をしていかないと
特に施設では大変なことになる
感染予防の第一はやはり免疫力なんだと思う
看護師さんが風邪で咳をしていたり
声が出なかったりってよくあるのは
充分休めていなくて疲れているから
免疫が下がっているのだ
高齢者やこどもが重症化しやすいのは
免疫力がないからだし
そう考えると免疫力ってすごく大切
その免疫力を上げるのは生活習慣!
免疫細胞の7割を作ると言われる腸内環境を
整えることは感染予防になるってこと
① 発酵食品を積極的に摂る
② 腸内細菌のえさとなるオリゴ糖や食物繊維を
たくさん摂る
③ 加工食品やファーストフードなど
食品添加物の多い食品を避ける
④ 度を超した清潔は免疫力を下げる
⑤ 不要なストレスをためすぎない
(適度なストレスはあって当然)
これらが腸内細菌を増やし活発化させると
言われている
補足として 【オリゴ糖】
糖類だが砂糖とは違いブドウ糖・果糖などの
単糖類が2〜6個つながっている糖類
からだに吸収されにくく
そのまま大腸に到達する特性があるそうだ
タマネギ ごぼう にんにく 大豆
バナナ アスパラガス 蜂蜜 味噌
醤油 母乳などに多く含まれている
オリゴ糖は消化が良くないので
食べ過ぎるとお腹が張ったり壊したりする
免疫力を上げるには
一に食べもの 二によく笑う暮らし 三に清潔
と言ったところでやっぱり生活習慣
早寝早起き 適度な睡眠
栄養バランスの取れた食事
手洗いや入浴・着替えなど
当たり前過ぎて軽視されているが
その当たり前が今当たり前じゃないから
免疫が下がっているのだと思う
親の仕事や経済状況で
食事・睡眠・排泄のバランスが取れていない
こどもが多いこと
大学生やひとり暮らしの20代30代の人にも
食事や睡眠面に問題がある人が多いから
若年から生活習慣病が増えているのだと思う
病気をひとつ取っても社会や世の中と関係している
最近食品添加物に興味が出て調べていると
詳しくて丁寧なサイトがあった
よく見たら薄毛のサイトだった
30代ぐらいの若い男性で薄毛の人を
よく見かけてびっくりするのだが
なるほど生活習慣なのだ
つまりは食事が荒れているのだ
感染症の話からずいぶん脱線したようで
実はつながっているのだが
わかってるつもりの生活習慣
どこまで実践できているかなんだと思う
常識だけどやってない
知ってるけどできない
そんなことを言ってられないレベルに来ていると思うのだがー