ここ数年毎年見に行ってた
京都国際写真展に
今年はサポートスタッフ(ボランティア)
で参加しています
なんと言うのか
コトを動かしている主催者側の人たちが
ホンマに気持ちよく優しくて
「みんなで盛り上げようぜ!」
「お祭りやから楽しもうね!」
的なムードで
わたしも初めてのコトで
ドキドキしつつワクワクもして
参加しています
主に会場の案内や見守りが仕事で
市内15カ所
それはそれは個性的で素敵な会場のうち
2カ所へ行かせてもらいます
先週から始まり
2カ所を経験してみて
「おもしろー」とコーフン(笑)
その会場のフォトグラファーや
写真のテーマなど勉強した方が
自分がおもしろい
開催直前の作業ボランティアで
ご一緒したボランティア歴の長い
お姉さまによると
「その作品と一緒にいる」
ってことが「すごくいい」と
さーっと見て歩くだけでは見えない
発見があったり感じるものがあると
いきなりの深い話に
さすがお姉さま 人生経験がちゃうわ
と唸りました
昨日は「ここはどこ?」
日本とは思えない雰囲気で
映画の撮影に使われそうな会場でした
女性のフォトグラファーの作品で
写真を見ているうちに
もちろん”正解”など何処にもありませんが
自分なりにテーマを頭に入れて
見て感じたことがすべて
写真にキャプションもついてなくて
それもひとつの意図
全部見てからテーマを知ってもいいし
順番は好きでいいと思う
ただザーッと見るだけでは
フォトグラファーの意図は
わからへんと思います
見に来られるお客様や
会場としてお借りしている会社の方々
みなさんを見ていて感じたのは
楽しんでくれはって嬉しい!
わたしも見る側だけやったけど
運営サイドにちょこっと入ってみると
フォトグラファーに会えたり
作品のテーマや意図を詳しく知れたし
スタッフの情熱も感じて
この〈巻き込まれ感〉は心地よく
そやからコーフンしてるんですね(笑)
会場のデザインには
キュレーターというひとが担当し
テーマに沿った会場やデザインがされ
案内や表示などより
全体の雰囲気が優先されていて
なるほどなぁ、です
何度も行き来して作品を見て下さる人や
写真より会場に
気持ちを持って行かれてる人
何かを掴みたい、と感じるような
見方をしている人
見ながら撮りたくなって撮ってる人
なんか
「わかるわかる!わたしもやねん」と
握手を求めたい気分(笑)
昨日の会場は
お客様を監視するのではなく
「楽しんでね」が最初にあって
ただギャラリーとして
作られた場所ではないので
足元や頭の上が危なかったりします
怪我や事故がないように
わたしたちがいるんやなーと感じました
カーペットの上を歩いてもらうルールに
なっていましたが
ほんの1歩出たところで
ヤイヤイ言うのもおかしな話
混雑時や小さなお子さんには
注意が必要だとは思います
以前、ある美術展で
人だかりのかなり後ろで
友達と少し作品を指差ししただけで
「手を伸ばさないでください」と
怒られたことがあります
意味がわかりませんでした
禁止事項や注意点は
作品保護や安全面からあるものですが
「監視員」だと捉えた人だと
そんな対応になるんでしょうね
中心的なスタッフの人たち
サポートスタッフもいろんな人が
いはる感じですが
わたしは楽しく
来られるお客さまに近い立場で
ボランティアをやります
中には話しかけてくれはる人や
「こんにちは」と挨拶して下さる方もいて
何とも嬉しく楽しいです
リーダー的なスタッフさんも
ルールに縛られた
頭カチカチの人ではなかったので
気持ちよくニコニコ楽しくできました
5/13まで
普段お目にかかれない素敵な会場で
世界のフォトグラファーの作品が見られます