自分の声にびっくりした*夢が教えてくれたのは深いところからのお知らせ 夢⑶

「イヤや言うてるやろ!」

 

 

 

 

わたしは声を絞り出した

夢のなかで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつ頃からかわからんけど

怖くて声が出せない夢を何度か見てた

 

 

 

昨夜もそうやった

「イヤやし止めて」と

言いたいのに声が出えへん

 

 

 

必死で絞り出したら

ホンマに声を出していたみたいで

 

 

 

自分の寝言で

水の中から水面近くまで行くような

意識が覚醒ギリギリな感じやった

 

 

 

あ、言えた

って夢の中を漂うように思った

今まで声を出せへんかったのに

 

 

 

そのままうつらうつら

また眠ったようやったけど

今朝目が覚めたら

その記憶がはっきり残ってた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言えば

イヤやのに怖いのに

動けない、声を出せない

 

 

 

そんな夢を何度も見ていた

 

 

 

それが今日は

最初は声が出ない・動けない

 

 

 

体中に巻きつけられた縄を解くように

声を絞り出したら

大声が出たみたいやった

 

 

 

あ、わたし

そんなに言えへんことがあったんや

言いたいのに言えへんかったことが

 

 

 

喉のあたりの違和感は

そういうことなのかもしれへん

 

 

 

でも言えた

チカラを振り絞って叫んだ 叫べた

 

 

 

 

夢のなかでのイヤなことは

叫んだ途端パッと消えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなものなのかもしれない

「イヤだ」と伝えないでいるから

 

 

 

聞きたくない話を聞かされたり

やりたくないことをイヤイヤやったり

コミュニケーションがギクシャクする

 

 

 

 

 

 

 

この前、カフェに入ってテラス席に座った

川に面していて気持ちよかった

スピーカーがそばにあり

音楽がわたしには大きな音に感じた

 

 

 

せっかく快適なんやし

音のことも言うてみよ、と思い

料理を運んでくれた人に言うてみたら

 

 

 

「はい」とすんなり

すぐにボリュームは適度に下げられた

その時間の満足度は高くなった

 

 

 

自分の感覚や感情に正直になる

その時その時

気持ちよく過ごせるように

 

 

 

暑ければ窓を開けたり

1枚脱いだりするように

 

 

 

 

 

 

 

 

このところ夢がメッセージをくれる

それに気づいたから

今回の思いっきり言えた夢も

何かを示唆してる

 

 

 

 

嬉しいわぁ

楽しかった!

さみしいよー

感動したーーー

もやもやしてる

 

 

 

 

いいことも そうでないことも

伝えるとなると

照れくさかったり面倒だったりする

 

 

 

 

そやけど

やっぱり伝えな始まらへん

 

 

 

 

 

 

 

・・・ここまで書いて外出

出先でハッとした

 

 

 

「イヤや言うてるやろ!」

これを言いたかった相手がわかったワ

 

 

 

 自 分 や

 

 

 

お母さんが働いてて

鍵を首からぶら下げて学校に行ってた

痴漢にあった時に

「お母さん 怖い」って言えへんかった

 

 

 

お母さんが困るのん わかってた💧

 

 

 

 

中3の時の仲良しだったみんなが

受験で変わってしまった

授業中こそこそ違う教科を勉強してた

 

 

 

 

それがすごく悲しかった

変わってしまったみんなが悲しかった

「悲しいわ」って言えへんかった💧

 

 

 

 

ハタチの頃好きだった人に

「一緒にいて」って言えへんかった💧

 

 

 

 

看護師になって

働いても働いても終わりが来おへんかった

もっと頑張れもっと頑張れ、やった

 

 

 

 

毎日イヤで仕方がなかったのに

イヤや!って思ってる自分に

それは甘えやとか弱さやとか

ここを抜けたら楽になるとか

ちゃんと聞いてあげずに責めるばっかりやった

 

 

 

 

そやから

「イヤや言うてるやろ!」やったんやわ・・・

自分に言いたかったんやわ

 

 

 

 

イヤなことを頑張らな、乗り切らなって

我慢する、頑張り続けてたのは

 

 

 

 

わたし

きっと

自分に認めてもらいたかった

 

 

 

 

我慢して頑張り抜いたら

なんかちがう世界に行けるみたいに思ってた

白馬に乗った王子さま(笑)

が現れると思ってた

 

 

 

 

って言うか・・・

そうであって欲しい、と思ってた

 

 

 

 

よく

「あなたが遅刻するなんて」

「あなたが間違えるなんて」

「あなたが失敗するなんて」と言われた

 

 

 

その度に

そんなパーフェクトに見えんの?

って

すごーくすごーくイヤな気持ちになった

 

 

 

そんなことないのに!

 

 

 

人がわたしを語るとき

「真面目」やとか

「完璧主義」やとか

 

 

 

そういう言葉を使われるのが

ホンマにイヤやった

 

 

 

今ならわかる

イヤな気持ちになるのは

すべて

自分の思いとちがうから

 

 

 

 

 

 

 

 

今なら

人がわたしをどう言おうが

「ふーん そうなんや」

「わたしはそう思わへんけどナ」

って一瞬で終わる

 

 

 

 

人からどう見えるか

ときに大事やけど

いつも気にしてたら何にもできひん

 

 

 

 

ほんで100%理解してもらうなんて

とてもとても不可能やから

ってわかるもん

 

 

 

 

わたしかて

人のこと100%理解も共感もできひんもんナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話がなんとなくそれてる・・・

 

 

 

 

「イヤや」って自分が感じることを

1番に優先して聞いてあげなあかん

それはわたしにしかできひんから

 

 

 

「イヤや」って

毎日が真っ暗に感じるくらい思ってたのに

「そんなん言うてたらあかん」って

誰よりもダメ出ししてた

 

 

 

そやけど

やっぱりわたしの本音のパワーに押されて

看護師をやめた

フツーにお勤めするのんやめた

 

 

 

だってイヤなんやもん

 

 

 

それを周りの目や反応を気にして

罪悪感を持ってた

 

 

 

わたしがイヤやと思ってることは

わたしの真実やのに

 

 

 

そやし

喉のあたりに違和感があって

何か言いたいことがあるのに

それがわからんかったし

 

 

 

声を出して

「イヤや」とか「怖い」って言いたいのに

声が出ない苦しい夢を見てた

 

 

 

 

あーーー

すべての謎が解けた

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヤなことはせんでもいいで、わたし

イヤなことは

「イヤ」って言うてもええねんで、わたし

 

 

 

気が進まへんことを

無理にせんでもいいねん

これや!と思うもんだけでええねん

 

 

 

我慢して我慢して我慢して

何かええことあったけ?

頑張って頑張って頑張って

思ってるような世界に行けた?

白馬に乗った王子さま来はった?

 

 

 

ホラ そやし

我慢するのも頑張るのも

わたしにとっての正解ちゃうねん

 

 

 

アンタはふわふわしてて

時々抜けてて

無邪気なこどもみたいなひとやねん、本来

 

 

 

それで行ったららええねん

 

 

 

いろいろ装ったり作ったり

できるようなタマちゃうやん(笑)

わたしの本質を無視したらアカン

 

 

 

今、言えるのはソレ

 

 

 

わたしがわたしらしくいること

そこにムリやガマンがあったらちゃう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんと、もっともらしく

説明できなあかんと思ってた

 

 

 

そんなことあらへんやん

 

 

 

ただ

わたしが

わたしのキモチを

 

 

 

ちゃんとキャッチして

あぁ、そうか そやな、って

大事にしてあげてたら

それがわたしにとっての正解

 

 

 

誰の許可も共感もいらん

わたしだけの真実