毎週土曜の夜は
合気道の稽古です
習い始めて4年目かな?
まるでデートのように(笑)
いそいそと出かけます
まさか自分が合気道をやるなんて
思ってもみませんでした
武道ですよ、武道
どっちかと言うと器用ではないし
ゆるやかなヨガとか太極拳とか
そういうのは好き
武道って、ちょっとハードル高い
だけど映画「かもめ食堂」を観て
小林聡美さんが膝行*するのを見て
へぇーーーと思った
膝行とは?
(以前習っていた先生でーす)
そしたら合気道を習ってるダンサーの
「合気道とダンス」ワークショップを知り
「ダンスがちょっとな・・・」
「でも合気道とダンスの組み合わせって!?」
行ってみて目から鱗
カラダを動かすことで
こんなに気持ちが変わるんや!
って実感したのです
それから
ほんまもんの合気道を見学に行き
この頃は見学だけでなく
体験もさせてくれて
「3回体験してから
やるかどうか、決めてください」と
言われました
3回バッチリ体験して始めましたが
最初はただなぞるだけで
それもなかなか覚えられなくて
丁寧に指導するより
とにかく慣れて!って感じでしたが
おもしろかった
相手から「チカラじゃない何か」を感じて
それって〈氣〉なんですね
やってゆくうちに
カラダの軸、姿勢、丹田が
大事だとわかってきて
今の先生に出会って
自分のカラダと相手の動きを利用して
目一杯カラダの機能を生かし切ること
なんかな?と感じています
最近の稽古で感動したのは
例えば右足から左足への体重移動と
前の足の踏み込みで相手を投げる
【腕の力】や【イキオイ】ちゃうんですよ
もっと言うと
膝を使って重心を下げる
腰を切るように回す
関 節 と 筋 肉
へなちょこで1番スタミナがないわたしでも
力でない投げができた感覚
まずまずできてる時って自分でわかる
あ、こういうことか!
先生が言うてはるのはこれや!
ーーー 感 動 ・・・
よほどでない限り相手は受けてくれます
言い換えると
投げられてくれます、合気道の場合
勝敗や競争はなくて〈受け〉と〈取り〉
どちらも交代してやるから
そやから自分の実感って大きいの
1回つかむとどんどんカラダがわかってゆく
コツをつかんで
もっとしなやかに動き出す
こんなに動いてんのがワタシのからだ?
伸びて縮んで相手の動きに合わせて
しなやかに動く!
その瞬間たまらんもん⭐️があります
そして先生が「そう!」と
でっかい声で言うてくれはる(笑)
アタマで覚えることは「できない」ので
もうとっくにやめました
見て覚えるのもわたしは得意じゃない(笑)
先生のお手本・解説を聞いて
なんとなくのイメージのまま
やってみるけど
いざやるときに
「えっとー・・・」ってなることが多い
「右足を引く」こっそり相手が教えてくれる(笑)
ちょっと動き出したら
あとはもうからだが勝手に動くのね
アタマはスイッチ切っとく方がスムーズに動く
まちがっててもうまくいかなくても
全然気にしない
ーこのスタンスになれたのは
合気道を始めたおかげ
合気道とちがう他のところでも
堂々とやれるようになった
ヘンなことして
先生や相手が笑うたはることもしばしば
ええやん 楽しい稽古で(笑)
ただただ技を夢中でやって
先生のアドバイスをやってみて
の繰り返しだけやのに
あっという間の時間
ものすごい汗
おもしろかったーって清々しい気持ち
お手本を見てるのと
自分がやるのって全然ちがって
いざやってみたら
めっちゃ怖くて
悲鳴をあげることもしばしば
怖い時、無理はせえへんの
無理してやって怪我したら
アホみたいやし
〈楽しいからやってる〉気持ちを最優先
ちなみに以前は膝を痛めてたり
ぎっくり腰になったり
今は手首に火傷してたりする
これは無理やな、と判断したら
「やめときます」と勇気を出して言うの
できるものだけやってた
そう言うたら無理強いは絶対しはらへん
悪くなっても自分持ち
楽しいからやってるのに
痛かったりつらいっておかしいやん
ちょっとずつ慣らしながら
先生やみんなも手加減してくれて
怖いものにもチャレンジしていく
〈楽しい〉からできる
頑張る、とか
こうしなければいけない、とか
わたしはもういらん
若くはないし
へなちょこでも
こんなにおもしろくて夢中になれる
それが最高やと思ってる
級とか段とかも興味なくて
そういう試験も一切受けてません(笑)
でも欲しくなったら受けるつもりです