10月 秋
おもしろそうな映画ばかりで
時間の調整や予定に頭を絞る
気がつけば9本観ていた
どれもわたしの血肉になる
生きてゆくチカラになる
- マガディーラ
- メイド・イン・ホンコン
- 彼の見つめる先に
- チョコレートドーナツ
- タリーと私の秘密の時間
- 日日是好日
- 愛と法
- 世界で一番ゴッホを描いた男
- POP AYE
マガディーラ 勇者転生
濃ゆい濃ゆいインド映画
「バーフバリ」の原点と歌われていたので
これは行かねば!(笑)
歌って踊って大人数、インド映画のお約束
もうええって、ってならんところが
すごいなぁ(笑)
どこまでも強く諦めない男性と
ものすごい美女との運命の恋
ストーリーが読めるけど楽しめる(笑)
まさにエンターテイメント
楽しみたい時はいいよー
メイド・イン・ホンコン/香港製造
1997年に作られた映画が
デジタルリマスターされて(最近これよく聞く)
京都シネマで公開
中国返還後の香港での揺れる若者と
聞かないとわからないかもしれない
日本映画にはないスタイリッシュさ
それでいてアジアの匂いがプンプン
1900年代の映画に
知的障害の青年が中心的な役で出ていて
そこも当時としては斬新だったのかな
感動もいい気分もないけれど
世界を見た、感じかな
彼の見つめる先に
ブラジルの高校生って
Tシャツが制服なんや!とか
幼馴染の女子と
二人でベッドで寝っ転がって
おしゃべりするんや、とか
目が不自由な子も普通クラスで
勉強するんや、とか
ちょっとカルチャーショックもあって
なかなかにいい感じの青春映画
ヤキモチ 3人でのむずかしさ
親への反抗 新しい世界
細かいディテールはここでは伏せる
胸がきゅんとするはず
誰かを好きになる気持ち
新しい出会いが世界を開く感じ
ラストシーンがホンマに素敵
派手さはないけど とってもいい
人間っていいなぁ
ほのぼのしながら帰ってきた
チョコレートドーナツ
2回目?3回目?
何度も何度も観た気がする
不思議にのめり込んだ映画
何度も何度もYoutubeで見て聞いて
渾身のこの歌に毎回グッとくる
愛だけで結ばれる絆
これほどピュアなものがあるんやろか
タリーと私の秘密の時間
あのシャーリーズ・セロンが
18キロ太って
その体をスクリーンにさらす
痛いけど現実
結婚してこどもを産んで
家事と育児に追われる女性の大変さを
くどいほど見せる
女性はこんなに疲れている!
夢物語のようで
今を生きる女性のリアルを
世界に知らせる映画
素敵なママ
いいお母さん
そうなれないと嘆くひとに
あたたかいメッセージ
日日是好日
「頭で考えないで自分の手を信じなさい」
お茶をたてる音
木々のざわめき
水音
音が印象的な映画
主人公が出会い長く習うのは茶道なんだけど
わたしは最初から最後まで
合気道を想っていた
「型を先に入れて心を後で入れるのよ」
希林さんの声に
合気道もそうやわ!
わたし習うてるのん型や
そこに今、少しずつ心が入ってるんやわ
この映画で
合気道がもっとわかったような気がする
今度の合気道の稽古で
先生にこの映画を観たと話そうと思う
愛と法
ふたりの仲睦まじさ
微笑ましさを感じた
畳に転がり手をつないで語り合ったり
一緒にご飯を食べる食卓
激しく意見をぶつけ合う日
迎えの車に乗って「疲れた〜」と言う夜
ものすご普通やん(笑)
「チョコレートドーナツ」も
違和感なかったけど
このドキュメンタリーもすごい
ろくでなし子さんの裁判も
君が代不起立裁判も
ひととして自由にありたい普通の願いやん
フミが泣くシーンが何度かあって
苦悩し葛藤し自分の弱さと向き合って
そんなお互いを支え合って生きるふたり
うつくしい、うん
この映画もいつも聞くFMcocoloの
フルーツ・オ・サンデーの映画コーナーで
聞き観たくなった
観たよっていう感想を読んでいただいた(嬉)
世界で一番ゴッホを描いた男
ゴッホ関連の映画を何度か観てるナー
このご縁はなんやろ
ゴッホの絵を真似て描くことが仕事
それを誇りに思い
ゴッホの凄さを感じ
ゴッホと同化しそうなぐらいの気持ちで
絵を描く男性
「ニセモノ」という感覚がない国なのかな
ゴッホをいくら真似ても
ゴッホにはなれへんのになぁ
ヨーロッパから帰って弟子?生徒?
たちと話すシーンで
あまりにも純粋に
彼らは「芸術」としてゴッホの絵を描いている
ことにショックを受けた
ヨーロッパへ行ったことが
何かを変えた
これまでの枠から出ようとしている
これからを感じる最後やった
POP AYE
懐かしいタイの映画!
同じアジアなのに
国民性がちがうなーと感じる
自分を大事に扱わない会社を
辞めたのかと思えば
ただサボっているだけだったり
性的なことがオープンだったり
死んだ人のモノを
遺体を放置して盗んだり
人間って哀しいなぁ…
それでいて あったかいな
上へ下へと自由に操られたというのに
ラストはええやんか(笑)
10月の最後におじさんと象の映画(笑)
LGBT関連の映画が3本
ドキュメンタリー2本
日本映画2本
まず絞る
彼の見つめる先に
チョコレートドーナツ
日日是好日
愛と法
どれもいいなー
「彼の見つめる先に」 自分の世界が広がるで賞
「チョコレートドーナツ」 愛のうつくしさにふるえました賞
「日日是好日」 生きるって素敵やわ賞
「愛と法」 あなたがいてくれてありがとう賞
お後がよろしいようで(笑)