わたしは京都市の北の方に住んでいます
なので南の方はとんと疎いです
毎年お正月にお賽銭の勘定がニュースになる
伏見稲荷もほとんどなじみがない場所でした
一昨年だったか初詣で
もう薄暗くなる頃
あのお山を一周歩きました
夜の伏見稲荷は独特の雰囲気でした
ひとりでは歩けなかったでしょう
去年の春、伏見稲荷を散歩しました
もちろん写真を撮りたくて
人は多いのですが
千本鳥居を過ぎたらそうでもなく
お山に上がってゆくにつれ
人影は少なくなり
気持ちの良い静けさと
お日さまの光がありました
人が少ない分ゆっくり見られて
パワースポットと言われる所以を
感じる場所を
自分のアンテナでキャッチしてゆきます
京都の観光名所としても人気が高く
外国人旅行者にも人気No.1だそうです
その理由はお山を歩くとわかると思います
京都で生まれ育ったわたしですら
こんな場所が京都にあることに
驚きました
あちこち神社仏閣を
ゆっくり見て歩くようになって
伏見稲荷の独特の空気感が
わかるようになりました
お山全体が神域になっていて
全国のお稲荷さんの総本社
創建されたのも700年代だったそうです
鳥居には会社名や個人名が
記されていて
全国たくさんの人の思いが奉納されています
もちろん誰でも
奉納することができます
このところの神社ブームで
「神社はお願い事をしに行くところではない」
ことも知られています
こうして無事に健康に過ごせている
そのお礼に行くところだと
わたしは思っていて
お参りはお礼を伝えることを実践しています
伏見稲荷は特に
パッと行ってパッとお参りするのではなく
本殿にお参りした後
お山をゆっくり歩く場所だと思います
忙しく過ごしているときほど
そういう時間をとって
静かに歩くことが必要です
お正月だけでなく
日頃から
モヤモヤするときや
何か節目の時 お参りするといいと思います
四季折々の自然を感じながら
ぜひともゆっくり時間をとって
歩かれることをお勧めします