青梅が届きました!
箱を開けた途端いい香り
なまものなので手に取って買いたい
でも今年はポイントがたくさんあったのもあって
自然農法でつくられたという梅を
初めてネットで買ってみました
自然農法って・・・
入ってたリーフによると
農薬、堆肥、肥料などを一斉与えていない
中略
自然のままの本物の青梅でございます
そのため、梅の表面には傷や斑点、多少の虫食いなど
あるかと思いますが、梅酒や梅干作りには
全く問題ございませんのでご安心ください
日本で初めて提唱して実践したのは岡田茂吉氏(Wikipediaより)
農薬や人糞肥料・化学肥料を一切使用せずに
枯れ草や藁などで堆肥を作って田畑に還元し
自然界の土壌と同じ生命力溢れる土を作り出し
自然の仕組みを上手に再現した農産物生産方法
この写真が自然農法の青梅
青いものはごくわずかで
ほとんど黄色になっていました
梅干しにするので
傷みが目立つものは避けましたが
全体の8分の1くらいかな、ありました
大きいもの小さいもの カタチいろいろ
でもホンマにええ香りと優しい手触りで
いつまでも香りを嗅いで触っていたくなります
送り先からは
見た目が良くないことは
くどいほど書いてあり
返品には応じられない旨も繰り返し
たぶんクレームが多いのでしょうね
確かにスーパーで見る
大きさの揃った傷も斑点もない青梅
あれを見てたら
この梅を見たらびっくりするよなぁ…
この梅を見て感じたけど
あれって日本の縮図だと思いました
み ん な 一 緒
外 側 を 綺 麗 に
そして
いかに食べものを育て届けることが大変か
一定のクオリティのものをきっちり揃える
その基準の裏で
食べられるのに出荷できないものが
どれだけたくさんあるかまで
ちょっと見えた気がしました
「見た目綺麗」の裏に農家の人の
大変な手間と工夫
そして農薬があると思います
梅干しって
昔から日本人が作ってきたもの
昔は近くの木になった梅を取ってきたり
落ちてるものを拾ったり
今みたいに消毒や薬やって、あらへん時代
それでも各家庭で作ってきたもの
ちがうんかなぁ
ほんなら
ちょっとした傷みや見た目の善し悪しは
二の次三の次やったのとちがうかなぁ
なんでわたしらは
見た目ばかりに目がゆくようになったんやろう
今年の梅干しは
どんな出来になるかわからへんけど
この梅を作って送ってくれはった人たちのことを
思い浮かべて仕込んでみようと思います
この梅に触れていたら
こうして食べるものをつくるお仕事って
ホンマに尊いなぁと思いました
プランターで紫蘇やバジルを育てるだけでも
虫に食べさせる状態になったこともあり
綺麗な梅を作るのも
自然農法や有機栽培で作るのも
どちらも楽なことではないだろうし
どちらが上でも下でもなく
正しいわるいもないと思います
何をどう選ぶのか、ひとりひとりの選択ですね
こんな季節のもので
この6月という時期に
しかも遠くから発送するって傷みは当然
大変な思いをして
育てて送って下さる方々を応援できるような
買い物をしたいですね
有機、とか 無農薬、とか
やっぱりとても数が少ないです
ネットで売られているものを一部紹介します