シネコンよりも京都シネマにかかる映画を
よく観たくなります
いわゆる小劇場で
いい作品が短い期間で
入れ替わり上映されます
「今を楽しむ」ことにしてからは
できるだけ観たいと思った映画は
観に行きます
20代の頃は3本続けて観ても平気でしたが
今は2本が限界
それも作品によっては強烈なので
1日1本を基本としました
わたしはゆっくりなタイプなので
ひと晩寝て起きてから
あれこれ浮かんだりわかったりします
じっくりまったり映画の世界を
楽しめるようになったのでしょうか
以前は苦手だった
ドキュメンタリーやフランス映画も
おもしろく観られるようになりました
本を読むことも好きですが
映画を観ることも
歴史や未知の世界を知る時間です
【知らないことを知る】
なんてエキサイティングで
おもしろいことなんでしょう!
自分が興味を持った映画を観ることから
始まる学びは
どんどん吸収されます
世界は広く多様であることを
つい忘れがちな日常ですが
忙しいときほど
何かに悩んでいるときほど
映画を観る
すぐに何か答えを得られたり
解決できるワケじゃないけど
ある時ふっと
「あの映画を観て良かったな」と
自分の何かと結びつくときが来ます
このところ戦争をテーマにしたものを
よく観ています
わかりやすい正義対悪
派手なアクション
がスッキリするからではなくて
ひとりの人間の憎しみが暴力に
暴力の報復から戦争に
そんな根底にある人間の心理に
強く興味があるから、のような気がします
暴力には暴力を、という解決ではなく
憎しみの連鎖をどうやって止めるか
歴史から学ぶ
事実から考える
そんなテーマで撮られた映画を観ることが
わたしがどう生きるかを
つくってゆくひとつだと思うのです
最近観て良かった映画
「64」
「スリーピング・ボイス」
「光のノスタルジア」
「真珠のボタン」