楽しみやヨロコビはいろいろあれど
いつからか
寝る前に何か読まないと
うまく眠りに入れない体質
10代?20代?から
ずっと図書館へせっせと通う習慣
2週間に10冊借りられる
この10冊のチョイスが
ものすごく楽しみ♡
あーでもない、こーでもない
迷う時間が楽しいのダ
この自粛期間に
「7日間ブックカバーチャレンジ」
という企画に誘ってもらった
毎日1冊ずつ
本の表紙をSNSにアップする
感想やあらすじはいらない
で、誰かにバトンを渡してゆく
というのが大体のルールらしい
感想やあらすじがいらんって
それ、わたしはおもしろないナと思った
本との出会いや作家さんへの思いや
生きてる人にはみーんなストーリーがある
ルールは自由に変えて良いらしく
ほんならやろかな、で始めた
1冊目「日日是好日」森下典子
2冊目「エルマーのぼうけん」
ルース・スタイルス・ガネット
3冊目「返事はあした」田辺聖子
4冊目「野菜のごはん」庄司いずみ
5冊目「おとなの味」平松洋子
6冊目「一瞬の風になれ」佐藤多佳子
7冊目「でっかい旅なのだ。」椎名誠
何を書いたかはSNSにアップしてるので
それを読んでもらうとして
最初はわたしにとって本って
「図書館で借りるもの」やから
手元にそんなに持ってへん
でも読書体験はたくさんしてるから
どうせやるなら選びに選んで…
いや、待てよ
こういう読書企画って
雑誌でもなんでも散々やってるし
「本の紹介」が目的ではなくて
「わたしが出会った本」として
そのストーリーを語る、にしたらええにゃ
そう気づいたら
「この本大好きやねん、聞いて聞いて」風になり
7冊のチョイスも
途中で入れ替わる入れ替わる(笑)
ええカッコしようとしてた自分に気づいたり
(あー、恥しい💦)
この本と出会ってすごく学んだのに
いざ書こうとすると、さっぱり書けへん とか
この本はわたしがワーワー言わんでも
人気あるしなぁ・・・ とか
最後の7冊目なんてムック本
4冊目の「野菜のごはん」は料理本やし
まぁ、実に
自由に好きな本、好きな作家さんのオンパレード
ラストに出した本は
一番最初に思い浮かんだ本とは
あまりにも違いすぎて
自分でも「それ出すん?アンタ」ぐらいの意外性
改めて・・・
わたしっておもしろいなぁ(え、そこ?- 笑 )
「エルマーのぼうけん」「でっかい旅なのだ。」
このあたりはわたしの旅好き
自然好きに影響を感じるし
「エルマーのぼうけん」との出会いは
わたしまだ一桁の年
お昼寝どころやあらへんし!
もうワクワク、目がらんらんになった
シーナさんとも長い付き合い
(勝手にそう思ってるだけやけど)
田辺聖子さんも
若い頃からはみ出してるわたしに
おとなになるおもしろさや切なさを
教えてくれた
この人のおかげで
わたしはどこへ行っても京都弁丸出し(笑)
7冊の中で一番最近なのは「日日是好日」
いくつもシンクロを感じる本で
映画を観た後に買った
何度読み返しても
「わたしが書いた?」って感じるくらい
同じことを感じたり体験してる
食べることは生きること
こころとからだをつくること
その本当の意味がわかるようになったのは
最近やけど
そこへたどり着くまでに導いてくれた
「野菜のごはん」や平松洋子さん
田辺聖子さんの小説も
関西の美味しい食べ物の場面で
婉曲的に教えてくれてたんやなぁ
走ることを通して少年がおとなになる
「一瞬の風になれ」は
自分と向き合い弱さとぶち当たり
自分の翼で高く飛ぶそのプロセスは
なんか自分も重なるトコいっぱいあるし
実に実に
「わたしやん!」という7冊が出た
この企画や他のバトン企画を
あちこちで見かけたけど
全然気乗りしないままやってる感ありあり
やったり
やればいいんでしょ、やれば的な
空気を醸し出してる人もいたり
「不幸の手紙みたいやけど」と言って
バトンを渡してくる人もいて
え?そんなバトンいらんわってなったり
いやだったり無理なら
引き受けなくて良いのにナー
残念やなぁってめっちゃ感じた
本気でやるからおもしろいし
自分が楽しめばそれが伝わるし
つくづく、人生楽しまな損やわ
大好きなわたしの図書館が
やっと開きました
嬉しいなぁ
これぞ「生きているヨロコビ」
楽しんで行こう
世界は激動、生まれ変わりそうな勢いやけど
そこへの視点もキープしつつ
自分の日常も大切に豊かに
JOYって、最近すごく好きな言葉
街や乗り物でスマホちごて
本読んでる人を見ると嬉しくなる
こんなヨロコビを知る人と出会ってゆきたい