約3ヶ月ぶりに映画館へ行ってきました
なんか懐かしいと言うのか
いつもの場所に戻ってきたと言うか
感慨ひとしお
出町座さんの応援で購入した未来券を使ったら
スタッフの人たちも嬉しそうやった
映画館に行けなかった間
DVDやNetflixで見ようとか
ならへんかった
やっぱり映画館で
その映画を観たい!と集まった人たちと
一緒に観る時間は他に代わるものがない
と、言うわけで
映画館での鑑賞復活第 1 作目は
「娘は戦場で生まれた」
シリアの現実 ドキュメンタリー
拷問を受け手足を縛られ川に捨てられた
たくさんの遺体や
自分の国の政権に爆撃を受け
血まみれの人たち
2度と目を開けない少年
縋りつき泣く兄弟たち
血や人間の体の一部で汚れた病院の床
正視できない映像が続く
同じ空の下で起こっているとは
信じられない
こんな事が許されていいのか、と
この状況で妊娠したら?
ワアドとハムザ
ふたりの葛藤がわたしにも伝わる
こんな絶望を経験した事はないが
命の危険がある時ですら希望はあるのだと知った
サマの無垢な瞳
サマを抱く大人たちの笑顔
うまく言葉にならないが
とても複雑な気持ちになった映画
その手に触れるまで
「少年と自転車」の監督作
美しいピアノが流れる
理解に苦しむ極端すぎる少年
彼の逃げ場が宗教だったのかも
動物に触れたり
女性に触れる事を不自然なほど嫌がる
そんな年頃だとは言え
最後まで
彼の極端さが見え隠れしてハラハラした
ラストがあまりに短くて拍子抜け
盛り上げようとしない
無理やり感動を押し付けない
ーそういう事だろうか?
また映画を観に行ける日が来た
どの映画館もマスクの着用
席を離して座る
入場時間が映画開始5分前
など
まだ「ものものしい」が
それでも映画館で観られる事が嬉しい
この後、観たいと思っている映画
(クリックすると公式サイトが見られます)
・朝が来る
・星屑の町
映画、音楽、お芝居など
芸術のプロ達が生き生きと活躍できる場があり
それで生きて行ける世界にする
誰もが「希望」を持って
自分らしく生きて行ける世の中にする
できる事をしようと思う