「夏を越したらお味噌はできてる」
そう習っていたので
去年のお味噌がなくなり
市販のものを買い足し
使い終えたタイミングが丁度、今
今年の大寒初日に大豆を戻し始め仕込んだお味噌を
オープンしました
毎年、おんなじ事言うてる気するけど
やっぱり感動するねんナ
うわ〜、ちゃんとできてる!って
材料は3つ(大豆・麹・塩)
簡単に言うて
茹でて潰して混ぜるだけ
あとは静かに寝かせておくだけで
発酵してくれてお味噌ができる
今年のお味噌の仕込みは
最初の方をチラッと書いただけやったので
ちょっと振り返っておきます
大寒という一番寒い時期なので
ひと晩水に浸しただけでは
大豆はきれいに戻りません
ふた晩ほどの心算と
お豆を割って中に芯がないか
(見たらわかるよ)確かめます
芯があったら、もうひと晩
湯がいた大豆はこんなにぷくぷく
熱いうちに潰します
瓶の底なんかを使って
粗めに潰すのが好みです
お味噌になって
時々お豆がコロリと出てくる時が
なんとなく「あたり」っぽくって好き
麹は全体が固まっていたり
塊があったりするので、よく解しておきます
しっとり気持ちの良い触り心地の麹
いつまでも触っていたくなる
適度に戯れた後、自然塩とよく混ぜておきます
今年はこのビニールを使って混ぜました
よく混ざったし洗い物がひとつ減った
塩と混ざった麹
ここで大事なのは
湯がいた大豆を潰したところに
塩を混ぜてしまうと
塩が全体に行き渡らないので
麹と塩を先によく混ぜておく事
そして粗熱を取った大豆の潰したものと
合わせることが大切です
あとは、清潔な容器に
全てが混ざったものを小さいボール状にして
投げつけるように空気を抜きながら詰めます
一番上にはラップなど密封できるものを敷き
軽めの重石をしますが
今年は「脱プラ」がテーマで
竹の皮を敷き(密封には程遠い💦)
重石は底が平なグラタン皿を置き
蓋をした上からレジ袋をかぶせ
ゴムで止めます
↑ これがあるのとないのは大違い!
この状態で
流しの下の冷暗スペースに置き
夏を越しました
わたしは天地返しをしません
ちなみに
大豆・麹とも1キロ
自然塩は750グラム
カビがどの程度出るか(カビはできて当然です)
気がかりでしたが
白カビが表面にビッシリ出ました
緑のカビはほんの少し
白カビは食べられるそうですが
ビジュアル的にわたしは
よう食べへんので
取れるものは取って土に返しました
捨てたらもったいない
特別美味しい、と感じるわけではないですが
やっぱりムフフです
容器に出して無くなったら、また出します
発酵が進み色が変わったり
カビがまた出ていたりして
「イキモノ」って感じです
2019年のお味噌
番外編
以前、紹介した「なんちゃってわらび餅」
進化しております
お豆腐と片栗粉と砂糖だけでしたが
塩をふたつまみほど
そして今回はねりごま(てきとーに)を混ぜてみました
深みのある味になり
お豆腐と片栗粉のせいか
お腹にどんときません
これが作れるようになり
(ものの10分ほどでできる)
お店で和菓子を見ると
「あ、またわらび餅作ろう」と思います