こどもの頃から本が大好きでした
今も2週間に1回近くの図書館へ行くのが
わたしの楽しみな習慣
限度ギリギリ10冊選ぶことが
楽しくって仕方ありません
すごく贅沢な気分になります
料理本にエッセイ 小説に
実用書 文庫本に絵本
いろいろ借りてみます
読むだけだったのですが
去年から本のSNSに感想を投稿しています
限られた字数でどう思ったか
何が良かったか
書いてみると印象が残ります
また同じ本を読んだ人が
どんな感想を書いているか
他にどんな本を読んでいるか
こんな世界の広げ方があるんだなぁ!
インターネットの発達で
電子書籍が出てきましたが
まだ一度も買ってみたことがありません
本の重さ
ページをめくる手触り
ブックカバー
電子書籍にはないドラマがありますね
移動中やカフェで
わずかな時間本を開く
読みかけの分厚い本を重いけど
持って歩く
スマホを見ている人はたくさんいますが
本を読んでいる人は少ないです
残念な気がします
去年の暮れに本好きの集まりに出席しました
そのときに
「わたしにとって本ってなんだろう?」
あらためて考えてみました
「世界は広いんだよ」と
教えてくれる先生や友達のような存在
ではないかと思いました
好きな作家さんの本を読んでいたら
ちょうど旅する北海道の歴史が書かれていたり
人を好きになる気持ちは
全く無関係の物語の外にいるわたしをも
切なくさせたり
いつかわからなかったことが
そういうことだったのかと
突然わかるストーリーに出会ったり
本からどれだけ豊かなものをもらったか
計り知れません
主人公と一緒に旅に出たり
冒険をしたり恋をしたり
不思議な体験をしたり
本は知識を得るというよりも
疑似体験を通して
何かを教え導いてくれます
映画という「観る・聞く」世界も
魅力的でエキサイティングです
原作を先に読んでいたり
観た後に読んだり
どっちもおもしろく感じます
「あの物語をどう映画にしたんだろう」
「あの映画の原作は
あのあたりをどう書いているんだろう」
世界の切り取り方と言うのか
表現のやり方と言うのか
それぞれ違う性質ですから
それぞれの良さがあります
そんな楽しみ方もしています
旅に出るときも
必ず1冊コレ!と思ったガイドブックを
持って行きます
困るのはマイナーな場所へ行く時
ガイドブックにわずか1㌻ほどしか
書かれていないなら
本は要らないと思います
ガイドブックがあれば
パッと調べられたり
後から見返して思い出したり
カタチが手にできるものって
確かな気がして安心するのでしょうか
情報だけなら
今はネットがありますから
ガイドブックがない旅は
なんだか心細いのですが
それもアリかという気がして
この頃はガイドブックなしの旅も
しています
本にまつわる話は止まりません(笑)
京都の夏の古本市 下鴨神社にて